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【 毛髪診断士監修 】育毛にはドライヤーが大切!育毛剤の使用タイミングや正しい使用方法まで

掲載日:2023.07.28 更新日:2023.07.28

頭皮環境を整えるには適切なドライヤーの使用は必須です。ドライヤーの熱が髪や頭皮に負担を与えるのではないかと思われがちですが、正しい方法でドライヤーを使用すれば、頭皮環境が整い、育毛剤の効果をより引き出せます。この記事では、育毛剤をつけるタイミングや、正しいドライヤーのかけ方などについて解説します。

育毛にはドライヤーが大切

育毛とは今ある髪が育ちやすくなるよう頭皮環境を整えながら、薄毛や抜け毛の予防を目指して頭皮のケアをすることです。
育毛のために重要なポイントは生活習慣や栄養バランスなど気を付けるなどいくつかありますが、ドライヤーでしっかり頭皮と髪のお手入れをすることも挙げられます。

ドライヤーが大切な理由は、頭皮に繁殖する雑菌を防ぎ、頭皮環境を守るため。髪を自然乾燥させると頭皮に雑菌が過剰に繁殖し、頭皮環境が悪化します。
洗髪後の頭皮は、高温多湿で菌が繁殖しやすい環境になっているため、洗髪後はなるべく早くドライヤーで髪と頭皮を乾かしましょう。菌の繁殖を抑え頭皮環境を整えることは、育毛をしていく上での大切なカギとなっていきます。

育毛剤はドライヤーの前後どっち?

育毛剤はドライヤーの後に使用してください。
前述したように、洗髪後はすばやく髪を乾かし雑菌の繁殖を防ぐ必要があります。また、頭皮が濡れた状態で育毛剤をつけると、成分が水で流れてしまい浸透しにくくなってしまいます。成分が浸透しないと、育毛剤を付けた意味がありません。
育毛剤の効果を正しく引き出すためには、ドライヤーの後に育毛剤をつけるのがベストです。

ドライヤーと育毛剤の正しい使用方法

ドライヤーや育毛剤を使用しても、使い方が間違っていると効果を最大限に引き出せません。
下記の手順で使用し、育毛を行いましょう。

  • 1.タオルドライする
  • 2.ドライヤーの温風で乾かす
  • 3.冷風に切り替えて熱を取る
  • 4.育毛剤を付ける
  • 5.頭皮マッサージをする

ここでは、ドライヤーと育毛剤の正しい使用方法を紹介します。

1.タオルドライする

まずはタオルドライで髪全体の水分を取りましょう
髪の表面にあるキューティクルは熱に弱くデリケートなため、ドライヤーを長時間当て続けるとキューティクルが傷み、切れ毛が生じやすくなる恐れがあります。そのため、ドライヤーがなるべく短時間で済むよう、しっかりタオルドライして、水分を取り除くことが大切です。

タオルドライのやり方は下記の通りです。

  • 1.頭をタオルで包み込み、髪全体の水分を取る
  • 2.根元を持ち上げるように、髪の内側で指を上下に動かし、頭皮と根元の水分を取る
  • 3.最後に髪全体の水分を取るように優しくふき取る

爪を立てると頭皮を傷つけたりキューティクルに負担を与えたりする可能性があるため、優しく行いましょう。

2.ドライヤーの温風で乾かす

タオルドライで水分をある程度取ったら、ドライヤーの温風で頭皮と髪を乾かします
ドライヤーを髪から20cmほど離しながら、こまめに動かしつつ髪全体に風を当てることを意識してください。熱を1カ所に当て続けないのがポイントです。

温風をやめる目安は、髪が7~8割ほど乾いたと感じる程度。湿り気が軽く残っているくらいが適切です。

3.冷風に切り替えて熱を取る

温風の後は冷風で乾かします
温風を長時間当て続けると頭皮も髪も乾燥しすぎてしまい、痒みや切れ毛の原因に。途中で冷風に切り替えることが大切です。
冷風に切り替えると熱も取れて髪が傷みにくくなります。

4.育毛剤を付ける

ドライヤーで髪を乾かしたら、頭皮に育毛剤を付けます
育毛剤を付けるときのコツは、分け目に付けることです。分け目を作ると頭皮にしっかり育毛剤を付けられます。
全体的に付けたいときは、5~10か所程度の分け目を作り塗布していくのがおすすめです。頭頂部、側頭部、後頭部など、ブロックごとにまんべんなく付けるようにしてみてください。

また、育毛剤を付けた後は自然乾燥させる必要があります。
温風を当ててしまうと、せっかくの育毛剤が蒸発してしまい、成分を浸透させられません。自然乾燥で成分を頭皮にしっかり浸透させましょう。

5.頭皮マッサージをする

仕上げに頭皮マッサージを行います。
頭皮を刺激して血行促進させることが目的です。頭皮は血流が滞り、こりやすい場所。血流の改善は頭皮の健康を良好に保つことに繋がります。
頭皮マッサージをすることで血行を促すと、育毛剤の効果を引き出すことも期待できますよ。

頭皮マッサージのやり方は簡単です。
まずは頭全体を指の腹で揉みほぐしてください。
指の腹で頭皮を上に持ち上げるように動かしたり、円を描くように動かしたりして頭皮をほぐしていきます。頭全体をトントン軽く叩くことも血流がよくなるのでおすすめです。

次に頭全体を指圧しましょう。両手の指先で気持ちいいと感じる部分を数秒ずつ押していきます。力は入れすぎず、リラックスできるような心地のいい力加減で頭皮マッサージを行ってみましょう。

ドライヤーを使用する際の注意点

ドライヤーは正しく使わないと、頭皮や髪に負担をかけてしまいます。
下記のポイントを意識して使用してください。

  • 1カ所に当て続けない
  • 根元はしっかり乾かす
  • 髪の毛を乾かしすぎない

ここでは、ドライヤーを使用する際の注意点を詳しく解説します。

1カ所に当て続けない

温風を1カ所に当て続けると、どんどん熱がたまっていき髪の負担が大きくなります。乾燥や切れ毛の原因になるので、髪全体に温風を当てることを意識しましょう。

一気に同じ部分を乾かそうとするのではなく、こまめにドライヤーの位置を変えるのがポイントです。髪から20cmほど離しつつ、髪全体を乾かしてください。

根元はしっかり乾かす

髪は毛先ではなく、根元を乾かすのが大切です。
根元は一番乾きにくいため、菌が繁殖しやすい部分。根元をしっかり乾かせば菌の繁殖を防げるため、よりよい頭皮環境作りに繋がります。

乾かしにくい根元は、空間を作るように髪をかき分けながら温風を当てるのがコツです。ドライヤーを小刻みに動かすことも忘れずに。しっかり乾かし頭皮環境を整えましょう。

髪の毛を乾かしすぎない

髪を乾かし過ぎると傷んでしまい、切れ毛やかゆみの原因になる可能性があります。
必要な水分まで奪わないよう、しっかり髪の状態を見ながらドライヤーを当てましょう。

ドライヤーと育毛剤を併用し、髪を健やかに保ちましょう

育毛のための頭皮環境を整えるには、正しくドライヤーを使うことが大切です。
ドライヤーを使わず自然乾燥させると雑菌が繁殖し、頭皮環境が悪化してしまいます。かといって、適当なドライヤーのかけ方では髪や頭皮に負担がかかり、健康的な髪は育っていきません。

ドライヤーとともに育毛剤を使用すると、より育毛の効果が期待できます。
今回ご紹介した方法を実践して、育毛効果をより引き出し、健やかな髪を育てていきましょう。

この記事の監修
日本毛髪科学協会 毛髪診断士

日本毛髪科学協会 毛髪診断士

北浦 優平 (きたうら ゆうへい)

2018年アンファー株式会社商品開発課に中途社員として入社。
これまでの経歴としては美容師/美容商品の営業などを経験。
そんな経験を活かし入社後担当したブランドは
男性商品となる「スカルプDブランド」や新規ブランド「DISM」の立ち上げ、
また「スカルプD オーガニックブランド」を担当。
現在は女性商品となる「スカルプDボーテブランド」の商品開発を担当。

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