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【 毛髪診断士監修 】

Q. 髪のパサつきは改善できる?

A. シャンプー選びやヘアオイルのケアなどで改善が期待できます

掲載日:2021.04.05 更新日:2021.04.05

髪のパサつきや広がりが気になる場合、紫外線や血行不良、偏った食生活が原因となっていることがあります。また、女性ならではのホルモンバランスに影響を受けていることも。そこで今回は、髪のパサつきを改善するためのシャンプー選びや正しいドライヤーのかけ方、オイルケア、食生活について具体的にご紹介します。

この記事の監修
日本毛髪科学協会 毛髪診断士

日本毛髪科学協会 毛髪診断士

北浦 優平 (きたうら ゆうへい)

2018年アンファー株式会社商品開発課に中途社員として入社。
これまでの経歴としては美容師/美容商品の営業などを経験。
そんな経験を活かし入社後担当したブランドは
男性商品となる「スカルプDブランド」や新規ブランド「DISM」の立ち上げ、
また「スカルプD オーガニックブランド」を担当。
現在は女性商品となる「スカルプDボーテブランド」の商品開発を担当。

髪のパサつき・広がりの原因とは?

髪がパサついたり広がったりする原因には、下記のようなものが挙げられます。

  • 紫外線の影響
  • 血行不良
  • ホルモンバランスの変化
  • カラーリング
  • 偏った食生活
など

紫外線の影響

紫外線を浴びると、髪を保護し保湿しているキューティクルがもろく水分を失いやすくなり、乾燥を引き起こします。

また、紫外線を受け髪の内部にある「シスチン」が酸化し、「システイン酸」に変化すると、乾燥だけでなく髪が切れる、癖が出る、うねるなどの状態になります。

血行不良

髪は栄養を血液から毛母細胞が受け取り、細胞分裂して成長していくことから、血行が悪くなっていると栄養が不足し、健康な髪を育てにくくなります。
栄養不足から、弱々しく抜けやすい髪が増える可能性があります。

ホルモンバランスの変化

女性はホルモンバランスの変化から、体にさまざまな影響を受けます。髪のパサつきもその一つで、女性ホルモンが不安定な時期に感じることも多いでしょう。

特に生理前は、女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンの量のバランスが崩れやすい時期。そのため皮膚バリア機能が低下や、皮脂が増え肌荒れやニキビを起こし、髪もパサつきやゴワつきを感じることがあります。

カラーリング

カラーリングを施術する際、アルカリ性の薬剤を使いキューティクルを開くため、髪の水分を失い、パサつきを感じることがあります。
また、着色料は髪の内部にあるコルテックスにもダメージを与えるため、髪が弱って枝毛ができやすい状態になります。

偏った食生活

髪のツヤやコシを保つためには、栄養が必要です。偏食や外食、食事制限を行うような過度なダイエットは、栄養不足を引き起こし、髪のパサつきを生じさせてしまうことも。
また、脂っこい食べ物はコレステロールを溜め、頭皮の血行を悪くする可能性があります。皮脂を分泌させ毛穴を塞いでしまうこともあるので、食べ過ぎないよう注意しましょう。

髪のパサつきの対策・改善方法

気になる髪のパサつきを対策するために、下記のような方法がおすすめです。

  • シャンプー選びやシャンプーの仕方を見直す
  • ヘアオイルでケアする
  • 食生活の改善
  • 正しくドライヤーを使う
など

シャンプー選びやシャンプーの仕方を見直す

髪がパサつきを感じる場合には、保湿効果のある成分が含まれているシャンプーを選ぶのもよいでしょう。頭皮のうるおいを守りながら、汚れをきちんと落としてくれる洗浄力の商品がおすすめです。今の髪質や、頭皮の状態に合わせてシャンプーを選びましょう。

また、シャンプーの仕方を見直すのもおすすめ。
シャンプー前に頭皮を揉みほぐすことで、血行を良くし、頭皮の汚れも取りやすくなります。
ぬるま湯で予洗いをし、十分に頭皮の汚れを落としてからシャンプーをしましょう。
シャンプーは手に取って泡立ててから、指の腹を使って丁寧に洗っていきましょう。

ヘアオイルでケアする

ヘアオイルをつけると、紫外線やカラーリングによる髪のダメージ補修や、髪の乾燥を防いでまとまりをよくしてくれます。ドライヤーなどの熱からも守ってくれますから、つけるタイミングとしては洗髪後、タオルドライをした後が最適です。

傷みやすい毛先を中心に髪の中間部分までを重点的につけ、皮脂の多い根元にはつけないようにしましょう。つけた後に優しくブラシでとかし、オイルを更に馴染ませるのもおすすめです。

食生活の改善

偏食や外食などが続き食生活が乱れると、髪のパサつきを引き起こすことがあります。
髪に必須のタンパク質、ビタミン、亜鉛を摂るように心がけましょう。

タンパク質は、肉類や大豆製品、卵に含まれています。タンパク質が不足することで、パサつきはもちろん、切れ毛、枝毛の原因にもなってしまいますから、しっかり摂るようにしましょう。

また、タンパク質の再合成に必要となるのがビタミン類。特にビタミンEは髪のツヤを守りパサつきを防ぐ働きを持つことから積極的に摂りたい栄養素です。緑黄色野菜、胚芽油、大豆、穀物に含まれています。

亜鉛は髪の成分であるケラチンを生成するために必要な栄養素です。ケラチン生成が滞ってしまうと髪のハリツヤが失われることも。牡蠣や赤身肉、甲殻類、うなぎなどに含まれています。

これらの栄養素をバランス良く摂り、髪のパサつきを改善しましょう。

正しくドライヤーを使う

洗髪後、濡れたままにしているとキューティクルが開いたままになり、剥がれやすくダメージに繋がります。

タオルドライで髪の水分を吸収してから、ドライヤーで手早く乾かすようにしましょう。 ドライヤーの熱は髪を乾燥させやすいので、10~20cmほど離して髪の余分な水分を吹き飛ばすようにして乾かします。

完全に温風で乾かすのではなく、ある程度乾いたら冷風に切り替え仕上げをすることで、キューティクルが収縮し髪を保護してくれますよ。

髪のパサつきは日々のケアや生活習慣で対策できる!

髪のパサつきや広がる原因は、紫外線や血行不良、偏った食生活など普段の生活の中に隠されている場合があります。
また、女性の場合は生理の影響でホルモンバランスが変化するタイミングで感じることも。

シャンプー選びやシャンプー方法を見直すことや、ヘアオイルでのケアを実践してみましょう。ドライヤーを使って髪を乾かしている方でも、正しくドライヤーを使うことで改善が期待できます。ぜひ、できることから改善を始めてみてください!

この記事の監修
日本毛髪科学協会 毛髪診断士

日本毛髪科学協会 毛髪診断士

北浦 優平 (きたうら ゆうへい)

2018年アンファー株式会社商品開発課に中途社員として入社。
これまでの経歴としては美容師/美容商品の営業などを経験。
そんな経験を活かし入社後担当したブランドは
男性商品となる「スカルプDブランド」や新規ブランド「DISM」の立ち上げ、
また「スカルプD オーガニックブランド」を担当。
現在は女性商品となる「スカルプDボーテブランド」の商品開発を担当。

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