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【40代女性】薄毛をカバーできる髪型5選!NGの髪形、スタイリング方法

掲載日:2023.12.05 更新日:2023.12.05

40代になると髪の毛全体のボリュームダウンを気にする女性が増えてきます。この記事では、40代女性向けの薄毛が目立たない髪型や、反対に薄毛が目立ってしまう髪型について解説します。薄毛をカバーできるスタイリング方法や、薄毛を改善する方法も紹介しているので参考にしてください。

この記事の監修
日本毛髪科学協会 毛髪診断士

日本毛髪科学協会 毛髪診断士

吉田 愛(よしだ あい)

2015年アンファー株式会社入社。スカルプDのマーケティング、経営企画を経験。
2019年から商品開発に従事し、スカルプD ボーテブランドの商品開発責任者を担当。

【40代女性向け】薄毛が目立たない髪型

【40代女性向け】薄毛が目立たない髪型

40代になると薄毛を気にする女性が増えてきますが、実は髪型で薄毛をカバーできます。

  • ベリーショート
  • ショートカット
  • ボブカット
  • ウルフカット
  • レイヤーカット

それぞれの髪型の特徴や、どのような女性におすすめなのかをご紹介します。

ベリーショート

ベリーショートはショートカットの中でも特に髪の毛を短く切り込むスタイルで、耳がハッキリと見えるようにカットする点が特徴です。

全体的に髪の毛の量が少なくなった際にはベリーショートにすると髪の毛がボリュームアップして見えます。なぜならベリーショートにすると髪の毛1本1本が軽くなり、髪の毛が立ち上がるからです。

スタイリングをする際には、トップが立ち上がるように髪の毛の根元からドライヤーを当てるのがポイントです。

ショートカット

ショートカットは襟足部分を短めにした髪形で、一般的にはあごよりも毛先が短くなるようにカットしたスタイルを指します。

ベリーショートと同じく髪の毛1本1本が軽くなりますが、多少重さがでます。そのため、ベリーショートよりは髪の毛の量が多い女性におすすめの髪型です。

ショートカットにプラスして、フワッとしたパーマを当てると、より薄毛が目立ちにくくなります。

ボブカット

ボブカットは全体を顎のライン前後に沿うようにカットするヘアスタイルです。

重さのあるストレートをイメージされる方も多いと思いますが、毛先が軽くなるようにカットで調整したり、ウェーブを付けたりするケースも多くなっています。
ウェーブを付けたボブカットにすると、髪の毛が少ない女性でも自然にボリュームアップが可能です。

パーマをかけなくてもヘアアイロンで髪の毛のうねりを出すと、ボリュームアップができます。

ウルフカット

ウルフカットは髪の毛の上部は丸みをつけて、サイドと襟足に段差をつけて長めに仕上げるヘアスタイルです。

ショートからミディアム、ロングまでどのような髪形にも対応でき、髪の毛にふんわり感を与えられるため、頭頂部の薄毛が気になる女性におすすめできます。

昭和の時代に流行したウルフカットとは異なり、トップを短くしすぎない点がポイントです。また、きれいなスタイルを保つためには、定期的にカットする必要があります。

レイヤーカット

レイヤーカットは上から下に向けて、もしくは手前から奥に向けて段差を付ける髪型です

薄毛が気になる女性にはショートデザインのレイヤーカットがおすすめです。頭頂部の髪の毛を短くするとトップをふんわりとさせやすくなるため、髪の毛全体のボリュームアップにつながります。

ショートデザインのレイヤーカットにプラスして、コテで巻くとさらにボリュームアップが可能です。

薄毛が目立つ髪型

ここまで女性の薄毛を目立たなくさせる5つの髪型をご紹介しましたが、以下2つの髪型はかえって薄毛を目立たせるため注意が必要です。

  • ロングヘア
  • 切りっぱなしのスタイル

ここでは、女性の薄毛を目立たせる髪型について解説します。

ロングヘア

薄毛が気になる女性は、できればロングヘアは避けた方が無難です。
髪の毛の量が多い女性がレイヤーカットにするとスッキリとした見た目になりますが、髪の毛が少ない女性はかえって貧相に見えてしまいます。

いくらスタイリングを工夫してトップを持ち上げようとしても、ロングヘアだと髪の毛自体の重さでトップの髪の毛が寝てしまいます
トップの髪の毛が寝てしまうと、分け目部分の薄毛などが目立ちやすくなります。

切りっぱなしのスタイル

ショートカットやボブカットは女性の薄毛を目立たなくさせるときに強い味方となってくれますが、切りっぱなしのスタイルは注意が必要です。

ショートカットやボブの髪型で、レイヤーを入れたりパーマをかけたりしないと、髪の毛全体がペタンとした印象に。その結果、かえって薄毛が目立つこともあります。

薄毛をカバーできるスタイリング方法

薄毛を目立たなくさせるためには髪型を工夫する必要がありますが、日々のスタイリングも重要なポイントです。普段から以下の3点を意識すると、薄毛をカバーする効果が期待できます。

  • 分け目を変える
  • コテやカーラーを使う
  • バーム・ワックスを使う
  • ハードスプレーを使う

ここでは女性の薄毛をカバーするためのスタイリング方法を紹介します。

分け目を変える

いつも同じ箇所で髪の毛を分けている方も多いと思いますが、分け目はこまめに変えるのがおすすめです。

いつも同じ分け目にしていると一定の方向に髪が引っ張られるため毛根に負担がかかります。その結果、牽引性脱毛症を発症して、さらに薄毛が目立つ可能性があるため注意が必要です。

特に分け目部分の薄毛が気になる方は、定期的に分け目を変えましょう。分け目を変えるためには、洗髪後のドライヤーで新しい分け目を付けたり、思い切って髪型を変えたりするのがおすすめです。

コテやカーラーを使う

コテやカーラーには髪の毛の流れを作るはたらきがあります。
コテはハッキリとしたカールを作りたいときに、カーラーはふんわりとした流れを作りたいときにおすすめです。

コテやカーラーで前髪や頭頂部をふんわりと巻くと髪の毛にボリュームが出るため、薄毛部分を目立たなくできます。

バーム・ワックスを使う

軽めのバーム ・ワックスはスタイリング剤の一種です。バームには主に髪の毛のウェット感を出す役割が、ワックスにはヘアスタイルをキープする役割があります。
コテやカーラーでボリュームを出したあと、根元にバームやワックスを付けるとふんわり感をキープできます。

なお、オイル系のスタイリング剤は髪の毛がペタンと寝てしまうため、薄毛が気になる女性にはおすすめできません。

ハードスプレーを使う

ハードスプレーとはセットした髪型をキープするために使うスタイリング剤です。ワックスなどで髪型を決めた後にハードスプレーを使って固めると、1日中ヘアスタイルを保ちやすくなります。長時間外出するときはワックスとあわせて併用しましょう。

ワックスも同じですが、整髪料が頭皮について毛穴に詰まると頭皮に悪影響を及ぼす恐れがあります。スタイリング剤を使った日は、その日のうちにシャンプーでしっかり洗い流しましょう。

40代から薄毛を改善するには

40代から薄毛を改善するには

髪形やスタイリングを工夫すると薄毛を目立たなくできますが、問題が根本から改善するわけではありません。40代から薄毛を改善するためには、以下の5点に取り組みましょう。

  • 食生活を見直す
  • 育毛剤を使用する
  • 発毛剤を使用する
  • 生活習慣を見直す
  • 頭皮マッサージをする

ここでは、40代からの薄毛の改善方法について解説します。

食生活を見直す

髪の毛は食事によって作られるため、薄毛を改善するためには日頃の食生活を見直す必要があります。

特に髪の毛の主成分であるケラチンを補うために、良質のタンパク質を摂取するのがおすすめです。タンパク質を多く含む日常的に取り入れやすい食品は以下の通りです。

  • 牛肉や豚肉、鶏肉
  • サケやアジ、サンマ
  • 枝豆やグリーンピース、納豆
  • 牛乳やチーズ

また、40代以降は女性ホルモンが減少するため、女性型脱毛症などを引き起こしやすくなります。
大豆イソフラボンは女性ホルモンと似たはたらきがあるため、日常の食事から摂取するのがおすすめです。大豆イソフラボンを多く含む日常的に取り入れやすい食品は以下の通りです。

  • 豆乳
  • 納豆
  • 豆腐
  • きな粉

育毛剤を使用する

育毛剤は現在生えている髪の毛を健康に保つためのヘアアイテムです。薄毛を改善するためには、今ある髪の毛のキープも欠かせません。
育毛剤には血行促進成分や頭皮環境を整える成分が入っており、毎日継続して使用すると丈夫でハリ・コシのある髪の毛を目指せます。

発毛剤を使用する

すでに薄毛が進行している方には発毛剤がおすすめです。 発毛剤は病院やクリニックで処方される医薬品の一種で、女性向けにはミノキシジルを配合するのが一般的です。

ミノキシジルには発毛シグナルを促進する作用が期待されています。ミノキシジルは厚生労働省が認可する、数少ない発毛成分の1つでもあります。

生活習慣を見直す

睡眠不足や運動不足、喫煙などの生活習慣の乱れは抜け毛や薄毛の元です。
特に睡眠中には髪の成長に必要なホルモンが分泌されるため、最低でも7~8時間程度の睡眠をとるのが大切です。

運動不足や喫煙の習慣が続くと血行不良を招きやすくなるため、髪の毛に栄養が届きにくくなります。できれば禁煙して、日頃から適度に身体を動かしましょう。

頭皮マッサージをする

髪の毛の栄養は血液を通して運ばれるため、薄毛の改善には血行を良くすることが大切です。普段から下記の手順で頭皮マッサージを行い、血行不良を改善しましょう。

  • 1.頭部の真ん中を指圧
  • 2.頭頂部の周りを指圧
  • 3.生え際を指圧
  • 4.頭皮全体をマッサージ
  • 5.側頭部・頭頂部を手のひらで圧迫

髪型で薄毛をカバーし、おしゃれを楽しみましょう

薄毛は女性にとって非常にデリケートなお悩みのひとつ。女性は局所がはげ上がるようなケースは少ないため、髪型やスタイリングを工夫すれば、薄毛を目立たなくできます。

髪型やスタイリングで薄毛を目立たなくさせつつ、薄毛の改善を目指しましょう。具体的には生活習慣の見直しや育毛剤・発毛剤の使用、頭皮マッサージによる血行の促進がおすすめです。
薄毛が改善するまでは髪形やスタイリングでカバーし、おしゃれを楽しみましょう。

この記事の監修
日本毛髪科学協会 毛髪診断士

日本毛髪科学協会 毛髪診断士

吉田 愛(よしだ あい)

2015年アンファー株式会社入社。スカルプDのマーケティング、経営企画を経験。
2019年から商品開発に従事し、スカルプD ボーテブランドの商品開発責任者を担当。

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薄毛・抜け毛・切れ毛の
FAQ記事

よくある質問

A.

女性の薄毛の原因はさまざまですが、主に加齢・女性ホルモンの減少・ストレス・副腎皮質ホルモンの減少などが挙げられます。いくつかの原因が重なって薄毛の症状が見られる場合もあります。女性の薄毛の場合は、ホルモンバランスの変化による脱毛も多いです。まず、病院で原因を詳しく調べてもらう事が、薄毛の原因を知るためには大切です。

A.

髪の毛はもともとケラチンとたんぱく質から成ります。過度のダイエットにより、毛や爪など皮膚の最外層を形成している角層の合成に不可欠な微量金属の、腸からの吸収ができなくなります。そうすると、毛は伸びない、爪も伸びず、薄くやわらかくなります。皮膚もカサカサになって、輝きがなくなります。上記のように、過度のダイエットで体内だけでなく髪にも栄養が行き渡らなくなり、その結果として抜け毛がおこり、髪が細くなる(薄毛になる)といった症状が現れる場合があります。

A.

妊娠中は出産準備のために分泌される女性ホルモンの影響で、成長期が終わるはずの髪の毛の寿命が長くなり、抜け毛が少なくなります。しかし、出産後はホルモンのバランスが急激に通常の状態に戻ります。そのため、寿命が延長されていた毛髪が突然休止期に入ることにより、一時的に抜け毛が多くなります。これは出産後約6ヶ月を過ぎると、徐々に回復していくようになります。

A.

遺伝的要素は誰にでもあります。実際に「薄毛」が遺伝するのではなく、「薄毛」になりやすい体質が遺伝し、その家系の生活習慣などが遺伝的要素として影響する(薄毛になる)と言われています。

A.

現在のところ円形脱毛症の原因ははっきりとしていません。原因としては、「自己免疫疾患」、「精神的ストレス」、「内分泌異常」、「遺伝的素因」等が考えられます。「自己免疫疾患」という説が有力ですが、精神的ストレスがきっかけの誘因になるのかもしれません。自己免疫は、外部からの侵入物を攻撃することにより、私達の身体を守っています。自己免疫疾患では、この免疫機能に何らかの異常が生じ、自己反応性の細胞や抗体が出現してきます。円形脱毛症においては、Tリンパ球が毛根を外敵と間違えて誤った攻撃命令を出すことによって起きるとされています。「T リンパ球」とは、体の中に侵入してきた有害な細菌やウィルスといった外敵を身体の細胞と区別して命令を出す細胞です。一度攻撃が始まってしまうと、多くの Tリンパ球が毛根に集まり激しい攻撃を繰り広げます。そのため毛根が破壊され、正常で元気な女性の髪の毛でさえ、突然抜け落ちてしまいます。

A.

育毛剤の使用や、パーマでボリュームを出したり、カラーリングなどで目立たなくする事は可能です。薄毛の場合は原因にもよりますが、加齢によるものや、ホルモンバランスの変化などは、円形脱毛症とは違いますから自然と治る事はまず無いと考えて、専門医師の受診をお勧めします。

A.

筋肉が凝って硬くなると、周辺の血液の流れが悪くなり髪に必要な栄養分がきちんと行き渡らなくなります。その結果、血行不良を起こし、薄毛や抜け毛をまねきますので軽い運動やストレッチで血行を良くするように心がけましょう。

A.

まずは加齢現象の一つと思ってください。髪の毛は毛球のなかにある毛乳頭細胞でつくられています。そのなかには髪の毛の色を決める色素細胞が含まれています。この色素細胞でつくられたメラニン色素が、毛の中に送り込まれ髪の毛に色がつきます。ところが、色素細胞の加齢現象により機能が低下し時には消失してしまいます。そうすると色素を持たない髪の毛が白髪になると言われています。

A.

パーマ、カラーリングともに、いくら技術が進歩したとはいえ髪にダメージを与えます。そして抜け毛の原因となるのが、パーマ液や毛染め剤が頭皮にもたらす影響です。髪の傷み自体は抜け毛の直接の原因にはなりませんが、痛んだ頭皮が髪に悪影響を与え、抜け毛の原因につながることがあります。

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