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【20代女性】抜け毛がひどい!原因は?見直したい生活習慣とヘアケアを紹介

掲載日:2024.04.18 更新日:2024.04.18

【20代女性】抜け毛がひどい!原因は?見直したい生活習慣とヘアケアを紹介

抜け毛や薄毛と言うと中高年以降の女性に見られるお悩みと思われがちですが、実際には20代の女性のなかにも抜け毛に悩まされている方が少なくありません。この記事では、20代女性の抜け毛がひどくなる生活習慣や誤ったヘアケア、および改善するための5つの対策方法について解説します。

この記事の監修
日本毛髪科学協会 毛髪診断士

日本毛髪科学協会 毛髪診断士

吉田 愛(よしだ あい)

2015年アンファー株式会社入社。スカルプDのマーケティング、経営企画を経験。
2019年から商品開発に従事し、スカルプD ボーテブランドの商品開発責任者を担当。

20代女性の抜け毛がひどくなる生活習慣

20代女性の抜け毛がひどくなる生活習慣

遺伝が主な原因となって起こる男性の薄毛とは異なり、女性の抜け毛は以下の生活習慣によって発症リスクが増す可能性があります。

  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 過度なダイエット
  • 過剰な飲酒や喫煙
  • 紫外線によるダメージ

はじめに、20代女性の抜け毛がひどくなる生活習慣について解説します。

ストレス

20代の女性は就職や結婚にともなって引っ越しをしたり、人間関係が変化したりするのが原因でストレスを抱える人も多いでしょう。
ストレス状態が続くと自律神経のバランスが乱れるため、免疫力が低下して心身の不調を招きやすくなります。

また、自律神経のバランスが乱れると交感神経が優位に傾き、血管が収縮して血行を阻害し、頭皮へ送られる血液量の減少を引き起こしかねません。
頭皮に送られる栄養が不足すると、髪の毛の成長が妨げられるため、十分に成長しない間に抜け落ちる可能性が高くなります。

睡眠不足

寝不足は美容にとって大敵と言われていますが、髪の毛にとっても同様です。睡眠の質が低下すると、髪の毛の成長に悪影響をおよぼします。

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠の2種類があり、ノンレム睡眠が心身を休めるために必要な深い眠りです。ノンレム睡眠の間に脳の下垂体から成長ホルモンが分泌され、毛母細胞が活発に分裂して髪の毛を成長させます。

そのため、睡眠不足や睡眠の質が低下した状態が続くと、髪の毛の成長が妨げられて抜け毛のリスクが増加します。

過度なダイエット

20代女性のなかには過度なダイエットをしている方が少なくありません。
過度なダイエットにともなって栄養不足状態に陥ると、髪の毛を成長させるための栄養も不足するため、結果として抜け毛のリスクが増加します。

過剰な飲酒や喫煙

過剰な飲酒や喫煙も抜け毛のリスクを高める原因の1つです。
アルコールの摂取量が多いと分解するために大量の水分や亜鉛が使われ、血行不良を招き、髪の毛の成長を妨げます。

また、タバコに含まれるニコチンには毛細血管を収縮させる作用があるため、毛細血管が多く分布する頭皮への栄養が送られにくくなります。その結果、髪の毛が育たず抜け毛が増える可能性があります。

紫外線によるダメージ

紫外線には物質にダメージを与える強力な力があります。そのため、頭皮を長時間日光にさらしていると頭皮環境が悪化し、抜け毛のリスクが増加します。
特にいつも同じ箇所で髪の毛を分けていると、分け目部分が紫外線によって集中的にダメージを受け、抜け毛を引き起こす可能性があるため注意しましょう。

20代女性の抜け毛がひどくなるヘアケア

20代女性で抜け毛がひどくなったと感じている方は、次のようなヘアケア習慣がないかチェックしてみましょう。

  • 強く引っ張る髪型
  • 頻繁なヘアカラーやパーマ
  • 誤ったシャンプーのやり方

ここでは、20代女性の抜け毛がひどくなるヘアケアについて解説します。

強く引っ張る髪型

ポニーテールやお団子など頭皮を強く引っ張る髪型をしていると、血行不良を招き牽引性脱毛症を発症する可能性があります。

牽引という文字から髪の毛が引っ張られて抜けるようなイメージを抱きがちですが、実際には牽引力が働いた箇所に血行不良が生じ、髪の毛の成長を妨げる点が特徴です。
牽引性脱毛症を発症した際には髪型を変えると改善が期待できますが、毛包にまでダメージがおよんでいると二度と髪の毛が生えてこなくなる可能性があるため注意が必要です。

頻繁なヘアカラーやパーマ

ヘアカラーやパーマに使われる薬剤には頭皮や髪の毛に与える刺激が強いものも多く、切れ毛や抜け毛のリスクを高める可能性があります。
健康な髪の毛が成長するまでには数年の時間が必要なため、ヘアカラーやパーマを頻繁に行うと頭皮や髪の毛が傷んでしまう恐れがあるでしょう。

誤ったシャンプーのやり方

毎日のシャンプーは髪の毛だけでなく、頭皮をきれいにするために行うものです。しっかりと洗えていないと皮脂や汚れが溜まり、頭皮環境が悪化する恐れがあります。
また、シャンプーがしっかりすすぎきれていないのも頭皮環境が悪化する原因のひとつ。すすぎ残しがあるとフケやかゆみにつながります。

20代から始める!女性の抜け毛対策

20代から始める!女性の抜け毛対策

女性も年齢とともに薄毛のリスクが増加するため、早めに抜け毛対策に取り組むのがおすすめです。

  • 健康的な生活を心がける
  • 食事の栄養バランスを整える
  • 紫外線対策をする
  • ヘアケア方法を見直す
  • 正しい方法でシャンプーをする

ここでは、20代から始めたい女性の抜け毛対策を紹介します。

健康的な生活を心がける

太くて強い丈夫な髪の毛を育てるためには、健康的な生活を心がける点が重要なポイントです。睡眠不足や過剰な飲酒・喫煙、ストレスなどは抜け毛のリスクを増加させます。

適切な睡眠時間に関しては専門家の間でも定見がありませんが、成人女性は1日に6時間から7時間の睡眠をとるのが推奨されています。
睡眠の質を高めるためには早寝早起きを心がけたり、日中に身体を動かしたりするのがおすすめです。睡眠直前までスマホやテレビなどの明るい画面を見ていると、脳が興奮して睡眠の質を低下させるため気を付けましょう。

飲酒は適量を心がけ、タバコはできればやめるのがおすすめです。また、日常的にストレスを発散するよう意識すると、心身の健康状態を保つ効果が期待できます。

食事の栄養バランスを整える

元気な植物が栄養豊かな土壌に育つように、健康な髪の毛は良好な頭皮環境の元に成長します。
そのため、日常的に以下のような栄養素や食品を摂取して頭皮環境を整え、髪の毛の健康な成長をサポートしましょう。

栄養素 働き 多く含む食品
タンパク質 髪の原料であるケラチンとなる 肉類・魚類・豆類・乳製品など
ビタミンA 頭皮への血行を促進する 卵黄・ウナギ・ホウレンソウなど
ビタミンB 頭皮環境を良好に保つ レバー・納豆・玄米など
ビタミンE 肌や髪を老化から守る アーモンド・カボチャ・卵など

髪の毛の成長のためには、上記の栄養素および食品をバランスよく摂取する必要があります。特定の栄養素や食品だけ摂取しても髪の毛が生える訳でないと知っておきましょう。

紫外線対策をする

頭皮は身体のなかでもっとも日差しを浴びやすい箇所なので、外出の際には必ず紫外線対策を行いましょう。

紫外線対策の方法としては、頭皮用の日焼け止めを塗布したり、つばの広い帽子をかぶったりする方法があります。
また、いつも同じ箇所で髪の毛を分けている方は、分け目を変えたりジグザグにしたりするのもおすすめです。

ヘアケア方法を見直す

シャンプーの後に抜け毛が気になる方は、自分の肌質に合った商品を選ぶよう心がけましょう。女性は皮脂の分泌量が少ない傾向にあるため、肌に優しいアミノ酸系のシャンプーがおすすめです。

その他、ヘアカラーやパーマは間隔をあけて行う、強く引っ張る髪型をしている方はヘアスタイルを変えるなど、頭皮に負担がかからないように意識しましょう。

正しい方法でシャンプーをする

シャンプーのやり方が正しくないと、頭皮環境の悪化によって抜け毛のリスクを高めるため、以下の手順を意識して毎日の洗髪を行いましょう。

  • 1.髪だけでなく頭皮も予洗いする
  • 2.シャンプーを手のひらでしっかりと泡立てる
  • 3.後頭部からおでこに向かってマッサージするように洗う
  • 4.しっかりとすすぐ

シャンプーをする際には、お湯の温度を36℃から38℃に設定しましょう。お湯がぬるいと皮脂を十分に落とせず、お湯の温度が高すぎると頭皮を守るべき皮脂まで洗い流してしまいます。

20代女性も抜け毛対策が欠かせません

20代女性の抜け毛は主に睡眠不足や過剰な飲酒・喫煙、ストレスなどの生活習慣が原因で起こるケースが多いです。
また、紫外線や誤ったヘアケアも抜け毛のリスクを増加させるため、日常的に紫外線対策と正しい洗髪を行うのも重要なポイントです。

女性の薄毛と言うと中高年以降に起こるイメージをお持ちかもしれませんが、将来の薄毛を予防するためにも、20代女性も抜け毛対策が欠かせません。

この記事の監修
日本毛髪科学協会 毛髪診断士

日本毛髪科学協会 毛髪診断士

吉田 愛(よしだ あい)

2015年アンファー株式会社入社。スカルプDのマーケティング、経営企画を経験。
2019年から商品開発に従事し、スカルプD ボーテブランドの商品開発責任者を担当。

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薄毛・抜け毛・切れ毛の
FAQ記事

よくある質問

A.

女性の薄毛の原因はさまざまですが、主に加齢・女性ホルモンの減少・ストレス・副腎皮質ホルモンの減少などが挙げられます。いくつかの原因が重なって薄毛の症状が見られる場合もあります。女性の薄毛の場合は、ホルモンバランスの変化による脱毛も多いです。まず、病院で原因を詳しく調べてもらう事が、薄毛の原因を知るためには大切です。

A.

髪の毛はもともとケラチンとたんぱく質から成ります。過度のダイエットにより、毛や爪など皮膚の最外層を形成している角層の合成に不可欠な微量金属の、腸からの吸収ができなくなります。そうすると、毛は伸びない、爪も伸びず、薄くやわらかくなります。皮膚もカサカサになって、輝きがなくなります。上記のように、過度のダイエットで体内だけでなく髪にも栄養が行き渡らなくなり、その結果として抜け毛がおこり、髪が細くなる(薄毛になる)といった症状が現れる場合があります。

A.

妊娠中は出産準備のために分泌される女性ホルモンの影響で、成長期が終わるはずの髪の毛の寿命が長くなり、抜け毛が少なくなります。しかし、出産後はホルモンのバランスが急激に通常の状態に戻ります。そのため、寿命が延長されていた毛髪が突然休止期に入ることにより、一時的に抜け毛が多くなります。これは出産後約6ヶ月を過ぎると、徐々に回復していくようになります。

A.

遺伝的要素は誰にでもあります。実際に「薄毛」が遺伝するのではなく、「薄毛」になりやすい体質が遺伝し、その家系の生活習慣などが遺伝的要素として影響する(薄毛になる)と言われています。

A.

現在のところ円形脱毛症の原因ははっきりとしていません。原因としては、「自己免疫疾患」、「精神的ストレス」、「内分泌異常」、「遺伝的素因」等が考えられます。「自己免疫疾患」という説が有力ですが、精神的ストレスがきっかけの誘因になるのかもしれません。自己免疫は、外部からの侵入物を攻撃することにより、私達の身体を守っています。自己免疫疾患では、この免疫機能に何らかの異常が生じ、自己反応性の細胞や抗体が出現してきます。円形脱毛症においては、Tリンパ球が毛根を外敵と間違えて誤った攻撃命令を出すことによって起きるとされています。「T リンパ球」とは、体の中に侵入してきた有害な細菌やウィルスといった外敵を身体の細胞と区別して命令を出す細胞です。一度攻撃が始まってしまうと、多くの Tリンパ球が毛根に集まり激しい攻撃を繰り広げます。そのため毛根が破壊され、正常で元気な女性の髪の毛でさえ、突然抜け落ちてしまいます。

A.

育毛剤の使用や、パーマでボリュームを出したり、カラーリングなどで目立たなくする事は可能です。薄毛の場合は原因にもよりますが、加齢によるものや、ホルモンバランスの変化などは、円形脱毛症とは違いますから自然と治る事はまず無いと考えて、専門医師の受診をお勧めします。

A.

筋肉が凝って硬くなると、周辺の血液の流れが悪くなり髪に必要な栄養分がきちんと行き渡らなくなります。その結果、血行不良を起こし、薄毛や抜け毛をまねきますので軽い運動やストレッチで血行を良くするように心がけましょう。

A.

まずは加齢現象の一つと思ってください。髪の毛は毛球のなかにある毛乳頭細胞でつくられています。そのなかには髪の毛の色を決める色素細胞が含まれています。この色素細胞でつくられたメラニン色素が、毛の中に送り込まれ髪の毛に色がつきます。ところが、色素細胞の加齢現象により機能が低下し時には消失してしまいます。そうすると色素を持たない髪の毛が白髪になると言われています。

A.

パーマ、カラーリングともに、いくら技術が進歩したとはいえ髪にダメージを与えます。そして抜け毛の原因となるのが、パーマ液や毛染め剤が頭皮にもたらす影響です。髪の傷み自体は抜け毛の直接の原因にはなりませんが、痛んだ頭皮が髪に悪影響を与え、抜け毛の原因につながることがあります。

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