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女性がお風呂で抜け毛の量が多く感じる理由とは?

掲載日:2023.11.30 更新日:2023.11.30

この記事の監修
日本毛髪科学協会 毛髪診断士

日本毛髪科学協会 毛髪診断士

吉田 愛(よしだ あい)

2015年アンファー株式会社入社。スカルプDのマーケティング、経営企画を経験。
2019年から商品開発に従事し、スカルプD ボーテブランドの商品開発責任者を担当。

女性はお風呂でシャンプーをしている時に一番抜け毛が起きます

普段から髪の毛が自然と抜け落ちますが、中でも一番抜けてしまうのがシャンプーをしているときです。

シャンプーで髪の毛が抜け落ちてしまうのは、病気ではなく自然現象です。
あまりに抜け毛が酷く感じるときは、刺激の少ないシャンプーを利用するなどで改善されることもあります。

一日に100本程度の抜け毛であれば問題ありません

お風呂に入ると抜け毛が大量になってしまうという女性は少なくありません。
この抜ける量があまりにも多すぎて、悩みを抱える人もいるでしょう。
お風呂から上がるとき、排水溝を見たらたくさんの髪の毛で驚愕してしまうこともあるかもしれません。

しかし、そもそも人間の髪の毛は、一日に100本以上抜け落ちます。
したがって、お風呂の中でたくさん髪の毛が抜けたとしても不自然なことはありません。
普段の生活の中で帽子を被っている人や、髪を結んでいる人の場合、それらを取ったあとにお風呂に入るとたくさん抜けてしまうことがあります。
この抜ける本数が100本前後であればいいのですが、必要以上に抜けてしまう場合は、病気の可能性も考えられます。
突然大量の髪の毛が抜けたという場合は、脱毛症や甲状腺異常の可能性がありますので、はっきりとした原因を突き止めるためにも、医療機関に相談をしましょう。

抜け毛には、いくつかの種類があり、抜けた髪が短い場合は切れ毛の可能性もあります。
切れ毛は、髪の毛が傷むことによって途中で切れてしまうことです。
この場合、トリートメントをして髪の毛の必要な成分を補ってあげることで改善します。
切れ毛の場合、見た目で判断することができるので抜け毛との区別はちゃんとできます。

ストレス、生活習慣の乱れは髪の毛によくありません

ストレス、生活習慣の乱れは髪の毛によくありません

髪の毛が抜けるのは、ストレスや生活習慣の乱れが大きくかかわっています。

まずストレスですが、人間はストレスを感じることで下記のようなさまざまな不調が表れてしまいます。

  • 血行不良
  • 内臓の不調
  • 皮脂の過剰分泌
  • 寝不足
  • 頭皮の状態が悪化

これらの症状は、健康で元気な髪の毛を育成させるためには不要なものです。
頭皮の血行が悪い状態が続くと、髪の毛に必要な栄養分をしっかり行きわたらせることができなくなります。
こうなると、抜け毛だけではなく頭皮のトラブルへと発展してしまいますので、頭皮環境の悪化は絶対に避けるようにしましょう。

髪の毛のためにも、ストレスを抱えないようにするには運動や趣味を思い切り楽しむ時間を確保することが大切です。
趣味や運動をすることで、心身ともにリフレッシュすることができるので、頭皮環境の健康にもつながります。

次に生活習慣ですが、睡眠不足だったり不摂生な食生活を送っていたりすると、十分な栄養分を届けることができず、成長が止まってしまいます。
こうならないためにも、ストレスをためないこと、正しい生活習慣にすることを徹底しましょう。

入浴前後にお手入れをすると頭皮環境が変わります

お風呂は、代謝機能を高める効果があるので、頭皮環境を整えるのには最適です。
しかし、そこで抜け毛が多く気になってしまうという場合には、入浴前後に下記のヘアケアをしてみることをおすすめします。

  • ブラッシングをしてある程度の抜け毛を事前に取り除いておく
  • シャンプーをする前に揉み洗いをする
  • お風呂に入った後は髪の毛をきちんと乾かす

これらをすることで、抜け毛の量を減らすことができます。

この中で一番重要となるのが、お風呂に入る前のブラッシングです。

ブラッシングをすることで、お風呂での抜け毛の量が変わります。

一日にある程度の髪の毛が抜けてしまうのは、新しい髪の毛を育成させるためには必要不可欠です。
ただ、頭皮環境が悪いと必要以上に髪が抜けてしまう一方で、新しい髪の毛を生やすための土台がなくなってしまうので薄毛へと発展してしまいます。
お風呂に入って代謝をアップさせ、いつでも新しい髪の毛を育成できる環境を整えるようにしましょう。

(まとめ)女性がお風呂で抜け毛の量が多く感じる理由とは?

女性はお風呂でシャンプーをしている時に一番抜け毛が起きます

お風呂でシャンプーをしている時に髪の毛がある程度抜けてしまうのは、自然現象ですので仕方ありません。
あまりにも多く抜ける場合には、生活習慣やシャンプーの見直しをしてみると良いでしょう。

一日に100本程度の抜け毛であれば問題ありません

お風呂で大量の髪の毛が抜けてしまったときは、抜けている量を毎日把握することが大切です。
急に多くなった、量が徐々に多くなっているという場合は何らかの原因があるかもしれないため、対処方法を知るためにも医療機関へ相談しましょう。

ストレス、生活習慣の乱れは髪の毛によくありません

髪の毛によくない生活をしていると、どんどん抜け毛が多くなってしまいます。
お風呂での抜け毛の量が多くなってきたと感じたときには、生活習慣やストレスなど日ごろの生活の見直しをしましょう。

入浴前後にお手入れをすると頭皮環境が変わります

お風呂は頭皮環境を整えるために欠かすことのできない大切な時間です。
もし入浴中の抜け毛が気になる場合は、あらかじめブラッシングをすることで、入浴中の抜け毛を減らすことができます。
お風呂に入って代謝を高め、抜け毛対策をしましょう。

この記事の監修
日本毛髪科学協会 毛髪診断士

日本毛髪科学協会 毛髪診断士

吉田 愛(よしだ あい)

2015年アンファー株式会社入社。スカルプDのマーケティング、経営企画を経験。
2019年から商品開発に従事し、スカルプD ボーテブランドの商品開発責任者を担当。

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FAQ記事

よくある質問

A.

女性の薄毛の原因はさまざまですが、主に加齢・女性ホルモンの減少・ストレス・副腎皮質ホルモンの減少などが挙げられます。いくつかの原因が重なって薄毛の症状が見られる場合もあります。女性の薄毛の場合は、ホルモンバランスの変化による脱毛も多いです。まず、病院で原因を詳しく調べてもらう事が、薄毛の原因を知るためには大切です。

A.

髪の毛はもともとケラチンとたんぱく質から成ります。過度のダイエットにより、毛や爪など皮膚の最外層を形成している角層の合成に不可欠な微量金属の、腸からの吸収ができなくなります。そうすると、毛は伸びない、爪も伸びず、薄くやわらかくなります。皮膚もカサカサになって、輝きがなくなります。上記のように、過度のダイエットで体内だけでなく髪にも栄養が行き渡らなくなり、その結果として抜け毛がおこり、髪が細くなる(薄毛になる)といった症状が現れる場合があります。

A.

妊娠中は出産準備のために分泌される女性ホルモンの影響で、成長期が終わるはずの髪の毛の寿命が長くなり、抜け毛が少なくなります。しかし、出産後はホルモンのバランスが急激に通常の状態に戻ります。そのため、寿命が延長されていた毛髪が突然休止期に入ることにより、一時的に抜け毛が多くなります。これは出産後約6ヶ月を過ぎると、徐々に回復していくようになります。

A.

遺伝的要素は誰にでもあります。実際に「薄毛」が遺伝するのではなく、「薄毛」になりやすい体質が遺伝し、その家系の生活習慣などが遺伝的要素として影響する(薄毛になる)と言われています。

A.

現在のところ円形脱毛症の原因ははっきりとしていません。原因としては、「自己免疫疾患」、「精神的ストレス」、「内分泌異常」、「遺伝的素因」等が考えられます。「自己免疫疾患」という説が有力ですが、精神的ストレスがきっかけの誘因になるのかもしれません。自己免疫は、外部からの侵入物を攻撃することにより、私達の身体を守っています。自己免疫疾患では、この免疫機能に何らかの異常が生じ、自己反応性の細胞や抗体が出現してきます。円形脱毛症においては、Tリンパ球が毛根を外敵と間違えて誤った攻撃命令を出すことによって起きるとされています。「T リンパ球」とは、体の中に侵入してきた有害な細菌やウィルスといった外敵を身体の細胞と区別して命令を出す細胞です。一度攻撃が始まってしまうと、多くの Tリンパ球が毛根に集まり激しい攻撃を繰り広げます。そのため毛根が破壊され、正常で元気な女性の髪の毛でさえ、突然抜け落ちてしまいます。

A.

育毛剤の使用や、パーマでボリュームを出したり、カラーリングなどで目立たなくする事は可能です。薄毛の場合は原因にもよりますが、加齢によるものや、ホルモンバランスの変化などは、円形脱毛症とは違いますから自然と治る事はまず無いと考えて、専門医師の受診をお勧めします。

A.

筋肉が凝って硬くなると、周辺の血液の流れが悪くなり髪に必要な栄養分がきちんと行き渡らなくなります。その結果、血行不良を起こし、薄毛や抜け毛をまねきますので軽い運動やストレッチで血行を良くするように心がけましょう。

A.

まずは加齢現象の一つと思ってください。髪の毛は毛球のなかにある毛乳頭細胞でつくられています。そのなかには髪の毛の色を決める色素細胞が含まれています。この色素細胞でつくられたメラニン色素が、毛の中に送り込まれ髪の毛に色がつきます。ところが、色素細胞の加齢現象により機能が低下し時には消失してしまいます。そうすると色素を持たない髪の毛が白髪になると言われています。

A.

パーマ、カラーリングともに、いくら技術が進歩したとはいえ髪にダメージを与えます。そして抜け毛の原因となるのが、パーマ液や毛染め剤が頭皮にもたらす影響です。髪の傷み自体は抜け毛の直接の原因にはなりませんが、痛んだ頭皮が髪に悪影響を与え、抜け毛の原因につながることがあります。

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