/* Google font追加 */
STORE

【 毛髪診断士監修 】前髪からフケが出ることもあるの?

掲載日:2020.02.18 更新日:2022.07.15

この記事の監修
日本毛髪科学協会 毛髪診断士

日本毛髪科学協会 毛髪診断士

北浦 優平 (きたうら ゆうへい)

2018年にアンファー株式会社商品開発課に中途社員として入社。
これまでの経歴としては美容師/美容商品の営業などを経験。
そんな経験を活かし入社後担当したブランドは
男性商品となる「スカルプDブランド」や新規ブランド「DISM」の立ち上げ、
また「スカルプD オーガニックブランド」を担当。
現在は女性商品となる「スカルプDボーテブランド」の商品開発を担当。

前髪のフケは特に生え際から出ていることが多いものです

フケは、頭皮全体から出るとは限りません。
頭皮の一部からたくさん落ちる場合もあります
その場所が生え際だった場合は、自然と重力に従って落ち、前髪にくっついてしまうのです。

前髪にフケがついているのに気づいたら、ジャケットやほかの場所にフケがないかどうか確かめるのと同時に、まず生え際付近の皮膚に異常がないか確認してみましょう。赤みやかさつき、できもの、肌荒れなどが起きている可能性もあります。

保湿対策をしっかりとりましょう

生え際のフケがかさかさとした白い粉状のものである場合は、乾燥が原因と考えられます。

生え際は、シャンプー剤のすすぎ残しや、シャンプーや洗顔時の洗い過ぎなどによって、乾燥や肌荒れが起こりやすい部位です。
また、最近シャンプーを変えたという場合は、シャンプーが頭皮に合っていないせいでフケが出ている可能性もあるので、シャンプーを一度元に戻してみるとよいでしょう。

一方、べたついた脂っぽいフケが出る場合は、皮脂の過剰分泌が原因の可能性があります
このような皮脂の過剰分泌は、脂漏性皮膚炎という皮膚炎を引き起こす原因にもなるものです。
皮脂の過剰分泌も、もともとの原因は乾燥である場合があります。
乾燥をカバーしようとして皮脂が大量に分泌され、肌に異常をきたしてしまうのです。
どちらの場合も、生え際や頭皮を清潔に保って、ローションなどで適宜保湿を行いましょう

それでも改善しなければ、皮膚科にかかるのが解決への近道です。
外用剤などの薬をもらうことができるので、指示に従って利用してください。

生え際や頭皮の血行促進を心がけましょう

血行が悪くなるとお肌のターンオーバーに異常が生じ、保水力のなくなった古い皮膚がいつまでも残ってしまいます。
すると、肌が荒れて、フケなどのトラブルにつながってしまうのです。
ですので、生え際を中心に頭皮の血行を促進するようにしましょう。

入浴

入浴は、全身の血行をよくする働きがあるため、頭皮だけでなく、全身のお肌の調子を整えるのに役立ちます。
入浴する時間がない場合や、気軽に血行を促進させたい場合は、蒸しタオルなどで首筋などを温めるだけでも効果的です。

冷えは血行不良の大きな原因になるため、体を温めることを意識して生活しましょう。

マッサージ

頭や顔、首、肩などをマッサージすることで、滞った血流やリンパを流すことができます
デスクワークが多く、首や肩がこっているという方は、自然と頭や目も凝ってしまいます。
適宜ストレッチやマッサージを行って、筋肉を動かすようにしてください。

ツボ押し

小さな動きでさりげなく、どこででもできるのがツボ押しのメリットです。
頭だけでなく、全身に血行を促進させるためのツボや頭皮に効果的なツボがあるため、ゆっくり刺激してみましょう。

(まとめ)前髪からフケが出ることもあるの?

頭皮から落ちたフケが前髪につくことがあります

フケは頭皮から落ちるものなので、前髪から出ることはありません。
しかし、頭皮から落ちたフケが前髪につくことはあるので、しっかりケアするようにしましょう。

前髪のフケは特に生え際から落ちていることが多いものです

前髪にフケがあるけれど、それ以外の場所は特に問題がないという場合は、生え際の皮膚になんらかの異常が起こっている可能性があります。
皮膚の状況を確かめてみましょう。

保湿対策をしっかりとりましょう

乾燥のしすぎから起こるフケも、皮脂の過剰分泌によっておこるフケも、どちらも乾燥が原因になっている場合があります。
清潔と保湿を意識したケアを行って、改善しない場合は皮膚科にかかりましょう。

生え際や頭皮の血行促進を心がけましょう

血行が悪いと、お肌のターンオーバーが正常に行われなくなり、肌荒れが起こります。
頭皮の血行を促進させて、肌を健康に保ちましょう。
入浴やマッサージ、ツボ押しなどが効果的です。

この記事の監修
日本毛髪科学協会 毛髪診断士

日本毛髪科学協会 毛髪診断士

北浦 優平 (きたうら ゆうへい)

2018年にアンファー株式会社商品開発課に中途社員として入社。
これまでの経歴としては美容師/美容商品の営業などを経験。
そんな経験を活かし入社後担当したブランドは
男性商品となる「スカルプDブランド」や新規ブランド「DISM」の立ち上げ、
また「スカルプD オーガニックブランド」を担当。
現在は女性商品となる「スカルプDボーテブランド」の商品開発を担当。

注目キーワード |
#頭皮 かゆみ でこぼこ #前髪 フケ #頭皮 カビ #ブリーチ フケ #妊娠 フケ

よくある質問

A.

薄毛のひとの頭皮の特徴として、皮脂腺が大きくなっていることが挙げられます。皮脂腺から分泌される皮脂が過剰に分泌されると毛孔に角栓を形成し、それが原因で毛根周囲に炎症が起こりやすくなります。したがって、頭皮の皮脂が多いことは抜け毛が増える原因のひとつと考えられます。

A.

紫外線は波長によって、UVA・UVB・UVCの3つに分類されます。このうち頭皮・肌に悪影響を与えるのは UVA・UVBの2種類です。紫外線は頭皮・肌に対して、シミ・シワや炎症を起こす原因と言われ、皮膚の乾燥や老化を促進させます。紫外線量が多い日は、通気性の良い帽子をかぶり紫外線から頭皮を守りましょう。

A.

フケは頭皮の角質細胞が剥がれ落ちたものです。ここに皮脂や汗などの分泌物が混じって、悪玉の細菌が繁殖しやすい環境をつくってしまいます。フケがたまるとカユミがでるのはそのためで、頭皮に炎症や腫れを引き起こす場合もあります。また、カユミから引っかいたりすると頭皮が傷つき、毛根部分の血行障害が起こりやすくなります。いずれにしても、フケがたまると頭皮が発毛しにくい環境になってしまいます。

A.

頭皮の血行を良くするには、マッサージが効果的です。血行が良くなれば、毛乳頭・毛母細胞への栄養補給がスムーズに行われます。マッサージをする場合、爪を立てずに指の腹で揉み込むように行います。頭全体を包み込むように押さえ、適度に力を入れたり抜いたりしながら約5分間ゆっくりとマッサージすると良いでしょう。

A.

主に表皮・真皮・皮下組織の3つに分かれています。毛髪とその3つの皮膚が接している部分を毛包といいます。その毛包の一番下に毛乳頭があり、その周りにある毛母細胞が細胞分裂をして毛髪がつくれられます。毛母細胞はケラチンという皮膚に存在するたんぱく質成分を取り込み毛幹をつくるので、皮膚の一部ともいえます。

よくある質問をもっと見る

RANKINGランキング

最終更新日:

NEW新着

CATEGORYカテゴリ