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ストレスで髪質が変わることはある?

掲載日:2020.02.19 更新日:2023.02.21

この記事の監修
日本毛髪科学協会 毛髪診断士

日本毛髪科学協会 毛髪診断士

吉田 愛(よしだ あい)

2015年アンファー株式会社入社。スカルプDのマーケティング、経営企画を経験。
2019年から商品開発に従事し、スカルプD ボーテブランドの商品開発責任者を担当。

ストレスで髪質が変わってしまうことはあります

ストレスによって、髪のハリやコシがなくなってしまったり、癖毛がひどくなってしまったりした場合は、できるだけ早めに対策をとるようにしましょう。

「大したことない」と思い込んで放置していると、どんどんと状態が悪くなり、抜け毛につながってしまう可能性もあるからです。

理由のわからない髪質の変化が起こったらストレスを疑いましょう

ある時期から、突然髪質が変わってしまうことがあります。
こうした髪質の変化の原因には、妊娠・出産による女性ホルモンバランスの変化や、加齢などがあげられます。

しかし、なかにはストレスが原因で髪質が変わることもあります。

ストレスによる体の変化

ストレスは女性ホルモンや自律神経のバランスを崩したり、不眠を引き起こしたりなど、心身に様々な問題を起こすことがあります。

髪の毛の成長には女性ホルモンのバランスや睡眠中に分泌される成長ホルモンが関わっています。

ストレスによってこうしたホルモン分泌が阻害されるようになると、髪の成長に問題が起こるのです。

髪の変化

ストレスによりどのような髪の変化が起こるのかは、人によって様々です。ただ、髪の成長が阻害されることによる変化ですから、状態が良くなるということはあまりありません

髪のハリやコシがなくなってセットがしにくくなる、髪の毛のうねりがひどくなる、ごわつく、といった髪質の低下が主に起こる変化です。

妊娠や出産、加齢、シャンプーを変えたなどの理由がなく、髪質の低下が起こった場合は、ストレスが原因かもしれません。

髪質の変化が起こったら、ケア方法を見直しましょう

髪のトラブルは、髪のケアに気を配ることで改善できます

シャンプー

頭皮や髪にとって洗浄力の強いシャンプーを使っている人は、低刺激で保湿効果の高いシャンプーに変えてみましょう。

これまで長く使っていたシャンプーであっても、加齢や出産に伴って髪質や体質が変わると合わなくなることがあります。
ヘアトラブルが起こった時は、年齢や体調などに合わせてシャンプーを見直す必要があるのです。

また、頭を洗った後は髪や頭皮にシャンプーが残らないようにしっかりすすぐことも大切です。

トリートメント

髪質の低下には、トリートメントが効果的です。

洗い流すタイプのヘアパックを週に1度程度利用してみましょう。

また、髪を乾かす前には、洗い流さないトリートメントを使うようにしてください。

ドライヤーの熱は髪と頭皮を乾燥させてしまうので、保護するためのトリートメント剤が必要なのです。

長期的な改善のためにはストレス対策が必要です

髪のケアにはヘアケアが効果的ですが、ストレスによって髪質が低下している場合は、長期的な対策としてストレスケアを行うことも必要です。

ストレスを軽減させるようにしましょう。

原因がわかっている場合

何がストレスになってしまっているかがはっきりしている場合は、できる限りストレスの原因となっている事柄に関わらないようにしましょう。

仕事が原因の場合は、仕事量を減らしたり、自分がやらなくてはと思い詰めないように気を付けたりしましょう。

業務量が多すぎるなど、自分ひとりでは対処できない問題の場合は上司やチーム内で問題を共有して解決を目指すことが大切です。

原因がわからない場合

ストレスの原因がはっきりわからない場合や、どうしても改善できない場合は、ストレス解消のための時間を作るようにしてみてください。

女性の場合、ひとりになる時間や、自分のための時間が不足しすぎているケースが多くあります。

家事や育児、仕事などで時間に追われていると感じたら、リフレッシュできる時間を作れるように家族の協力を仰ぎましょう。

(まとめ)ストレスで髪質が変わることはある?

ストレスで髪質が変わってしまった場合は早めの対策が大切です

ストレスが原因で髪質が変わってしまった場合は、できるだけ早い対策をとることが大切です。

放置すると髪質の悪化や、抜け毛につながってしまうこともあるからです。

理由のわからない髪質の変化が起こったらストレスを疑いましょう

髪質の変化は、妊娠・出産や加齢、シャンプーを変えるなどの原因によって起こります。

しかし、こうした理由に心当たりがなく髪質の低下が起こった場合は、ストレスが原因の可能性があります。

髪質の変化が起こったら、ケア方法を見直しましょう

髪のトラブルを解決するためには、ヘアケア方法を見直すことが大切です。

シャンプーやトリートメントパック、洗い流さないトリートメントなどを使うようにしてください。

長期的な改善のためにはストレス対策が必要です

髪のケアのためにはヘアケアを行うことが大切ですが、長期的な問題解決のためにはストレスケアが必要です。

ストレスの原因を排除したり、リフレッシュできる時間を作ったりしてください。

この記事の監修
日本毛髪科学協会 毛髪診断士

日本毛髪科学協会 毛髪診断士

吉田 愛(よしだ あい)

2015年アンファー株式会社入社。スカルプDのマーケティング、経営企画を経験。
2019年から商品開発に従事し、スカルプD ボーテブランドの商品開発責任者を担当。

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薄毛・抜け毛・切れ毛の
FAQ記事

よくある質問

A.

女性の薄毛の原因はさまざまですが、主に加齢・女性ホルモンの減少・ストレス・副腎皮質ホルモンの減少などが挙げられます。いくつかの原因が重なって薄毛の症状が見られる場合もあります。女性の薄毛の場合は、ホルモンバランスの変化による脱毛も多いです。まず、病院で原因を詳しく調べてもらう事が、薄毛の原因を知るためには大切です。

A.

髪の毛はもともとケラチンとたんぱく質から成ります。過度のダイエットにより、毛や爪など皮膚の最外層を形成している角層の合成に不可欠な微量金属の、腸からの吸収ができなくなります。そうすると、毛は伸びない、爪も伸びず、薄くやわらかくなります。皮膚もカサカサになって、輝きがなくなります。上記のように、過度のダイエットで体内だけでなく髪にも栄養が行き渡らなくなり、その結果として抜け毛がおこり、髪が細くなる(薄毛になる)といった症状が現れる場合があります。

A.

妊娠中は出産準備のために分泌される女性ホルモンの影響で、成長期が終わるはずの髪の毛の寿命が長くなり、抜け毛が少なくなります。しかし、出産後はホルモンのバランスが急激に通常の状態に戻ります。そのため、寿命が延長されていた毛髪が突然休止期に入ることにより、一時的に抜け毛が多くなります。これは出産後約6ヶ月を過ぎると、徐々に回復していくようになります。

A.

遺伝的要素は誰にでもあります。実際に「薄毛」が遺伝するのではなく、「薄毛」になりやすい体質が遺伝し、その家系の生活習慣などが遺伝的要素として影響する(薄毛になる)と言われています。

A.

現在のところ円形脱毛症の原因ははっきりとしていません。原因としては、「自己免疫疾患」、「精神的ストレス」、「内分泌異常」、「遺伝的素因」等が考えられます。「自己免疫疾患」という説が有力ですが、精神的ストレスがきっかけの誘因になるのかもしれません。自己免疫は、外部からの侵入物を攻撃することにより、私達の身体を守っています。自己免疫疾患では、この免疫機能に何らかの異常が生じ、自己反応性の細胞や抗体が出現してきます。円形脱毛症においては、Tリンパ球が毛根を外敵と間違えて誤った攻撃命令を出すことによって起きるとされています。「T リンパ球」とは、体の中に侵入してきた有害な細菌やウィルスといった外敵を身体の細胞と区別して命令を出す細胞です。一度攻撃が始まってしまうと、多くの Tリンパ球が毛根に集まり激しい攻撃を繰り広げます。そのため毛根が破壊され、正常で元気な女性の髪の毛でさえ、突然抜け落ちてしまいます。

A.

育毛剤の使用や、パーマでボリュームを出したり、カラーリングなどで目立たなくする事は可能です。薄毛の場合は原因にもよりますが、加齢によるものや、ホルモンバランスの変化などは、円形脱毛症とは違いますから自然と治る事はまず無いと考えて、専門医師の受診をお勧めします。

A.

筋肉が凝って硬くなると、周辺の血液の流れが悪くなり髪に必要な栄養分がきちんと行き渡らなくなります。その結果、血行不良を起こし、薄毛や抜け毛をまねきますので軽い運動やストレッチで血行を良くするように心がけましょう。

A.

まずは加齢現象の一つと思ってください。髪の毛は毛球のなかにある毛乳頭細胞でつくられています。そのなかには髪の毛の色を決める色素細胞が含まれています。この色素細胞でつくられたメラニン色素が、毛の中に送り込まれ髪の毛に色がつきます。ところが、色素細胞の加齢現象により機能が低下し時には消失してしまいます。そうすると色素を持たない髪の毛が白髪になると言われています。

A.

パーマ、カラーリングともに、いくら技術が進歩したとはいえ髪にダメージを与えます。そして抜け毛の原因となるのが、パーマ液や毛染め剤が頭皮にもたらす影響です。髪の傷み自体は抜け毛の直接の原因にはなりませんが、痛んだ頭皮が髪に悪影響を与え、抜け毛の原因につながることがあります。

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