「シャンプー前の頭皮マッサージ」

髪と頭皮を濡らす前に、頭皮全体を動かすように1～3分程度マッサージします。
頭皮マッサージを施すと頭皮の部分がやわらかくなります。
※指先で頭皮をこすらないでください。

「手ぐしで毛先をほぐす」

手ぐし（指を広げる）かブラシで毛先のもつれをほぐしておきます。
※頭皮を強くこすると頭皮の炎症の元になるので、ブラシが頭皮に当たらないようにしてください。

「髪を濡らして、汚れを落とす」

指の腹で、髪と頭皮を洗い流してください。髪についたホコリ、頭皮の汚れが浮き上がり、洗い流しやすくなります。
シャンプー剤は1～2プッシュ出して両手で軽く泡立てて、後頭部に付けて側頭部へとさらに泡立てます。

「最初に洗うのは後頭部！」

正しい順番でシャンプーを。1～6の順番で洗いましょう。

1. 後頭部（左右の耳の後ろ・襟足）
2. 側頭部（左右の耳の上・こめかみ）
3. 後頚部（後ろの生え際）
4. 頭頂部（つむじ）
5. 前頭部
6. （額の）生え際

「一度目の半分の量で」

2度目のシャンプーは1度目の半分程度の量を髪と頭皮に広げます。
2度目は頭皮を洗うことを意識してください。

「指の腹で頭皮をしっかり洗う」

親指を除いた4本の指の腹を頭皮にあてて上下に動かし、ステップ2と同じ順番で髪と頭皮全体に泡立てます。
親指は添える程度で、4本の指の腹が直接頭皮に触れるような感覚で頭皮をマッサージします。髪の根元に指を潜らせ、下から上へ洗い上げる意識で、指の腹で洗い、指先は使わないでください。

「毛の流れに逆らうように」

シャワーで十分にすすいでください。シャンプーと同様に下から上へ髪の根元に指を潜り込ませるようにして、毛の流れに逆らうように流します。
髪と頭皮を、指を広げて手のひらにお湯をためるようにしてタプタプとすすいでください。上から流すだけでは、髪の表面の泡だけが流れて、頭皮にお湯は届きません。

「ヌルツキがないか最終チェック」

指の腹で直接頭皮に触れ、頭皮にしっかりとお湯が届いて、洗浄成分が頭皮に残らないようにすすいでください。髪は頭皮に対しておよそ45度の角度で生えているので、髪の根元に洗浄成分を残さないために、指の腹でヌルツキがないか確認してください。

「髪と頭皮にしっかりと」

トリートメントを髪と頭皮につけます。
指の腹で塗り伸ばしてください。髪だけではなく、頭皮全体にパックがつくようになじませ、3～5分置いてください。

「洗い流してうるおい実感」

指の腹で触れた時、髪と頭皮にツルツル感、潤い感が残っている状態で、お湯が透明になるまですすぎます。

「ドライヤーは長時間利用をさける」

タオルで髪の根元を押さえるようにしながら水気をしっかり拭き取ります。毛先をこするのではなく、タオルで軽く叩くイメージです。
髪から10～15cmほど離した位置をキープしてください。ドライヤーをこまめに動かしながら、髪と頭皮全体を乾かしましょう。同じ部位に2秒以上熱風をあてないようにしましょう。ドライヤーの長時間利用は頭皮の乾燥につながるので、注意しましょう。