脱毛症の原因になる自己免疫疾患ってどんな症状?

自己免疫疾患を持っていると、毛根が攻撃されて脱毛症になってしまいます


免疫は、通常、外部からの刺激に対して攻撃を行います。

しかし、自己免疫疾患になると、免疫は、外界からの刺激だけでなく、体の中の組織に対しても攻撃を行うようになります。

この、「体の中の組織」には、発毛に重要な働きをする毛包も含まれます。

毛包が攻撃を受け、破壊されてしまうことによって、脱毛が起こってしまうのです。

自己免疫疾患は様々な要因で起こります

自己免疫疾患には、甲状腺ホルモンの異常が原因で起こる橋本病やbバセドウ病、関節リウマチなどの膠原病、深刻な貧血症状が出て死に到こともある自己免疫性溶血性貧血などが挙げられます。

こうした自己免疫疾患は、様々な理由によって起こります。

体の中の物質に似た異物に反応してしまう

体の中にあるものに似た異物が体内に取り込まれると、抗体が体内物質を異物だと誤認して攻撃してしまうことがあります。

ウイルスなどが原因で発症する病気をきっかけに、こうした誤認が起こると、自己免疫疾患に繋がります。

外的要因によって体の中の細胞が変化する

ウイルスなどに感染して体の中の細胞が変化してしまうことで、免疫がそれを異物だと判断してしまうケースです。

他に、薬や紫外線などによってこうした変化が起こる場合もあります。

怪我や病気によってあるべきでない場所に血液などが流れ出す

普段は免疫が攻撃しないような場所にある血液などが、怪我や病気によって外に出てしまうことがあります。

すると、それを異物として認識した免疫が攻撃をしてしまうのです。

アレルギーやアトピーも免疫異常のひとつです


免疫異常には、体の中の物質を異物と誤認して攻撃してしまう自己免疫疾患の他に、抗体に対して過剰攻撃を行ってしまうものもあります。

アレルギー

現代において、アレルギーは非常に身近にあるトラブルです。

食物アレルギーや花粉アレルギー、ハウスダスト、動物、金属、日光など、様々なものに対してアレルギーが起こります。

こうしたアレルギーは、生まれつきのものではなく、ある日、体の中の許容量がオーバーすることによって起こります。

アレルギーを引き起こす物質を摂取することによって、免疫が過剰に働き、湿疹や鼻水、頭痛、脱毛などの問題が起こります。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、気管支喘息やアレルギー性鼻炎を持っている人、血縁者にアレルギーを持っている人が発症しやすい病気です。

アトピーになると、ハウスダストや汗、乾燥などの刺激によって皮膚が痒くなったり、ただれてしまったりして、脱毛に繋がることがあります。

自己免疫疾患による脱毛症は病院で気長に治療する必要があります

自己免疫疾患を発症して、免疫が毛包を異物であると判断して攻撃すると、脱毛が起こってしまいます。

こうした脱毛を治療するためには、皮膚や毛包への治療と同時に、そもそもの原因となっている自己免疫疾患そのものを治す必要があります。

自己免疫疾患の治療

自己免疫疾患の治療は、主に免疫を抑える薬で行います。

しかし、免疫を抑えると、病気などにかかりやすくなってしまうという難点もあります。

こうした治療は、医師の指導のもとで慎重に時間をかけて行う必要があります。

自己免疫疾患は、自然治癒することもある一方で、何十年もの間付き合い続けなければならないこともある病気なのです。

脱毛症の治療

脱毛症の治療には、ドライアイスや紫外線で毛根を刺激する方法や、脱毛してしまった部分をあえてかぶれさせて体の中の正常な免疫の働きによる治癒を目指す局所免疫療法などがあります。

しかし、これらは全て病院で行うべき治療法ですし、どれが自分の脱毛に向いているのかの判断も慎重に行う必要があります。

自己判断で患部を冷やしたりせずに、専門の治療院にかかりましょう。

(まとめ)脱毛症の原因になる自己免疫疾患ってどんな症状?

1.自己免疫疾患を持っていると、毛根が攻撃されて脱毛症になってしまいます

自己免疫疾患になると、免疫に異常が起こって、体の中の組織にも攻撃を行うようになります。

すると、髪の発毛のために必要な毛包にも攻撃が加えられ、脱毛症になってしまいます。

2.自己免疫疾患は様々な要因で起こります

自己免疫疾患には、橋本病やバセドウ病、膠原病などが挙げられます。

こうした疾患は、体の中の物質に似た異物に免疫が反応してしまったり、体の中の細胞がなんらかの原因によって変化することで起こります。

3.アレルギーやアトピーも免疫異常のひとつです

自己免疫疾患は、自分の体の中の物質を異物と誤解して攻撃してしまう病気です。

免疫異常の中には、アレルギーやアトピーのように、抗体に対して過剰攻撃を行うことで起こるものもあります。

4.自己免疫疾患による脱毛症は病院で気長に治療する必要があります

自己免疫疾患は、病院で慎重に治療を進めて行く必要があります。

同様に、自己免疫疾患が原因の脱毛症についても、病院で自分にあった治療法を気長に受ける必要があります。

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