女性の頭皮バリアは回復できる?

頭皮バリアの回復には洗髪の見直しと保湿ケアが大切です

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人間の頭皮にも、顔や手の皮膚と同じようにバリア機能があります。

簡単にいうと、水分(汗)と脂(皮脂成分)が混ざりあって皮脂膜が天然のクリームのような状態になっているのです。

この皮脂膜が水分の蒸発を防ぎ、ウイルス・細菌などの侵入を防ぐ「バリア」となっています。

ところが、冬場の乾燥した空気、加齢、シャンプーのしすぎなどが原因で皮脂成分が足りなくなると、頭皮は乾燥してしまい、このバリアを保つことができません。

バリアが失われると保湿機能が低下して、フケやかゆみ、パサパサ髪といったトラブルを引き起こします。

では、弱ってきたバリア機能を回復させるにはどうすればいいのでしょう?

まずは紫外線やストレスといった皮脂成分を乾燥させる原因への対策をとらなければなりません。

とくに、必要な皮脂成分や常在菌を落としてしまう可能性の高いシャンプーは回数を減らすなどの工夫が必要です。

そして、オイルマッサージや蒸しタオルなど、頭皮に必要な水分や皮脂成分を取り入れるためのケアも有効です。

天然の頭皮バリアを回復させることが、髪や頭皮のトラブルを抑えることになります。

頭皮バリア機能が壊れる原因

頭皮のバリア機能が低下する原因は、ひとことでいえば「乾燥」にあります。

頭皮が乾燥してしまうと必要な皮脂成分を保つことができず、バリア機能が失われてしまうのです。

頭皮は冬場の空気の乾燥や夏場のエアコン、加齢による皮脂量の低下など、常に乾燥の危険にさらされています。

女性の場合は、パーマやカラーリング剤などの刺激も頭皮をいためる原因になります。

さらに直接的な原因は毎日のシャンプーです。

頭皮には常在菌があり、肌の弱酸性環境を保っています。

ウイルスなどの侵入を防ぐこの常在菌もまた頭皮バリア機能のひとつです。

市販のシャンプーは洗浄力が強く、必要な皮脂や常在菌まで取り払ってしまい、これが頭皮のトラブルにつながるのです。

頭皮の汚れを落とための洗髪ですが、洗いすぎは逆に髪のトラブルの原因となっている場合があるのです。

シャンプーを見直して皮脂を保つ

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頭皮バリアを回復するためには、まず頭皮環境を変える必要があります。

極端なことをいえば、シャンプーをやめるだけでもある程度の効果があります。

とはいえ、まったくシャンプーをしないというのも不安があるでしょう。

余分な皮脂を取り去りたくはありませんが、過剰な皮脂で毛穴が詰まるのも髪トラブルの原因となってしまいます。

そこで、まずは現実的にできる工夫として、シャンプーは低刺激で石油洗浄料や合成着色料を含まない製品を選ぶようにしましょう。

毎日ではなく2~3日に一度など、洗髪の頻度を減らしてみるのも良いでしょう。

毎日洗わないと気持ちが悪いという方は、せめてシャンプー剤の使用頻度を2~3回おきに控え、そのほかの日はシャワーで頭皮をすすぐ程度にしましょう。

また、熱いお湯ですすぐと皮脂膜を落としすぎてしまいます。

シャンプーは丁寧に洗う必要がありますが、湯温にも注意が必要です。

頭皮バリア回復のための保湿ケア

必要な皮脂成分を落とさないようにしたら、次は水分を保つ必要があります。

考えてみると、頭皮もお肌なのに、お顔のようなスキンケアをしていない方がほとんどでしょう。

お顔に化粧水や乳液、美容液などで潤いと栄養素をたっぷりあげているように、頭皮にも水分と栄養の補給が必要です。

とはいえ、頭皮には顔のようにローションやクリームを塗るわけにはいきません。

そこで、おすすめなのがシャンプー前のオイルマッサージと蒸しタオルです。

オイルで頭皮をマッサージした後、タオル(できれば蒸しタオル)で髪を包み、10分ほどたってから普通にシャンプーをします。

シャンプーをした後、洗面器に椿オイルやホホバオイルなどを数滴たらして髪を浸す方法も、バリア機能回復には効果的です。

最近は頭皮用のローションも市販されています。

ただし、安いローションにはメンソール成分を気持ちよく感じるだけで、さほど保湿機能がないものもあるので注意が必要です。

(まとめ)女性の頭皮バリアは回復できる?

1. 頭皮バリアの回復にはシャンプーの見直しと保湿ケアが大切です

頭皮の皮脂膜には水分を保ち、ウイルスなどの刺激から頭皮を守る役割があります。

この「天然のバリア」は乾燥することで皮脂成分が失われやすく、さまざまな頭皮トラブルを招きます。

頭皮バリアを回復するには、皮脂を流してしまうシャンプーの見直しや保湿ケアが必要です。

2. 頭皮バリア機能が壊れる原因

冬場の乾燥した空気、加齢、ストレスなどで頭皮が乾燥すると、バリア機能を保つことができなくなります。

とくに注目したいのは過剰なシャンプーによって皮脂や常在菌が失われてしまうことです。

過度な洗髪は頭皮トラブルの原因になってしまいます。

3. シャンプーを見直して皮脂を保つ

まずは洗浄力の強いシャンプーを避け、低刺激なものを選ぶようにしましょう。

洗髪は毎日ではなく2~3日おきにしたり、せめてシャンプーの使用回数を減らすだけでも皮脂成分の回復につながります。

熱いお湯で皮脂膜を落としすぎないよう、すすぎの温度にも注意が必要です。

4. 頭皮バリア回復のための保湿ケア

肌と同じように頭皮にも保湿ケアが必要です。

シャンプー前のオイルマッサージと蒸しタオル、洗髪後にオイルを数滴たらして髪をひたす方法も効果的です。

頭皮用のローションも市販されているので試してみてもいいかも知れません。

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