膠原病(こうげんびょう)の抜け毛に多い女性の髪トラブルとは?

大量の抜け毛は膠原病のサインかもしれません

膠原病と抜け毛の関係
膠原病は自己免疫疾患の一つです。
高熱や発疹、倦怠感といった症状とともに、異常な量の抜け毛が見られることが多くあります。

病気の症状に加えて、以下の髪トラブルが見られたら要注意です

・髪の毛の抜ける量がいつも以上に多い
・円形または頭皮の一部がごそっと抜けた
・一目で分かるほど髪全体のボリュームが落ちた
・朝、枕に大量の抜け毛がある

このような症状がある場合は、自己判断せず早めに内科を受診しましょう。

また女性なら、髪トラブルを目の当たりにして不安になる人も多いですが、気にしすぎないようにしてストレスをためないよう心掛けることも大切です。

膠原病は免疫系疾患の総称です

誤解されがちですが、膠原病は病名ではなく、数ある免疫系疾患の総称です。


免疫系疾患の中には、
全身性エリテマトーデス(SLE)
関節リウマチ(RA)
強皮症(SSc)
皮膚筋炎(DM)


などがあり、それぞれ症状が少しずつ異なります。

いずれも、体内の構成成分と、抗体やリンパ球が反応し合うことにより、器官の組織を攻撃する自己免疫疾患であり、その代表的なものが全身性エリテマトーデスです。

また、エリテマトーデスは、脱毛症状が多く見られる疾患としても知られています。

若年層の女性に多い

およそ1万人に1人の割合で発症しており、中でも20代~40代にかけての女性が多いのが特徴です。

男性の発症率と比較すると約10倍にもなります。

どうして抜け毛が増えるのか?

現在、この病気の原因は明らかになっていません。

しかし貧血や倦怠感、ホルモンバランスの異常により、全身の循環が低下し、身体の隅々にまで栄養が行き届かないことが、抜け毛を引き起こす原因の一つです。

この栄養分には、亜鉛や鉄分など、毛髪を作るための栄養素不足が挙げられます。

ステロイド剤には副作用もある

ステロイド剤の副作用
膠原病であることが判明したら、ステロイド剤と免疫抑制剤の服薬によって治療するのが一般的です。

ただし、薬の副作用によって、抜け毛が進行してしまう場合があります。

気になる場合は、医師に相談し、薬を変えてもらうなどの対策を行いましょう。

ステロイドとは?

ステロイドは、副腎皮質ホルモンとも言われます。
両方の腎臓の上端にある副腎は、皮質と呼ばれる皮のようなもので覆われています。

その皮質の一部で生成されているステロイドホルモンを、化学合成したものがステロイド剤です。

膠原病治療には効果的ですが、あらゆる副作用を引き起こすという一面もあります。

その中の一つが抜け毛です。
膠原病の症状が重いとステロイド剤の濃度も高くなり、副作用も強くなります。

自己判断で内服を中止しない

副作用を避けようと、ステロイド剤の服用を中止することは危険です。
一定期間ステロイド剤を内服している場合、副腎皮質からステロイドホルモンが分泌されなくなります。

そのため、急にやめてしまうと、体内のホルモンバランスが壊れ、重症化することもあるのです。

医師に相談し、指示を守ることが大切でしょう。

ヘアケアを心がけましょう

女性なら、自分の抜け毛をそのまま放っておけないという人も多いでしょう。

しかし、上記の通り、勝手に薬の服用を止めたり、気にしすぎたりすることは、かえって回復を遅らせかねません。

薬による副作用は一時的なものであり、健康な身体になれば髪はまた生えてくるものです。あまり心配せず、まずは治療に専念しましょう。


そして、ある程度回復の兆しが見えだし、体調に余裕が出てきたら、普段のヘアケアを心掛けてみましょう。

シャンプーや育毛剤、マッサージなど、手軽にできることから始めてみるのがおすすめです。


毎日のケアの積み重ねが大切ですから、諦めたり、自暴自棄になったりせず、コツコツと手入れをする習慣を身に付けしましょう。

時間があるときに、育毛によい情報やグッズについて調べておくと、スムーズにヘアケアを実践できます。

(まとめ)抜け毛に要注意!膠原病に多い女性の髪トラブルとは?

1.大量の抜け毛は膠原病のサインかもしれません

膠原病は自己免疫疾患の一つです。

発熱や倦怠感とともに、抜け毛が増えるという症状も見られます。異常な抜け毛を感じたら、医師へ相談しましょう。

心配しすぎてストレスにならないように心がけることも大切です。

2.膠原病は免疫系疾患の総称です

膠原病は、自己免疫疾患の総称であり、抗体やリンパ球の異常により、体内器官を自らが攻撃する病気です。

膠原病によって抜け毛が引き起こされる原因としては、毛髪の栄養素不足が考えられます。

3.ステロイド剤には副作用もある

膠原病の一般的な治療法はステロイド剤の投与です。

ただし副作用により、抜け毛が進行する場合もあります。

だからと言って勝手に服薬を中止すると、症状が悪化することもあるため、医師に相談の上、指示に沿って治療を行いましょう。

4.ヘアケアを心がけましょう

薬による副作用は一時的なものです。あまり気にせず、まずは回復に向けて治療に専念しましょう。

身体が健康になれば、自然と髪も蘇ります。

育毛や美容に関する情報を調べておき、シャンプーや育毛剤など、手軽にできることから始めてみましょう。

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