プールの水などに含まれる塩素が毛髪に及ぼす影響は?

プールの水などに含まれる塩素は、ぱさつきやごわつきなど毛髪を傷める原因となります


プールの水などに含まれる塩素には、毛髪の主成分を破壊する作用があります。

しかも即効性があるため、塩素に少し触れるだけでもすぐに髪がギシギシときしんだり、乾いた後はパサつきがひどくなり、更に漂白作用により髪の色が薄くなっていきます。

また頭皮も乾燥させるため、フケやかゆみを引き起こします。

塩素の性質が毛髪にダメージを与えます

プールに入った後、そのままにしておくと毛髪がギシギシになったり、パサついてブラシの通りが悪くなるという経験をした人も多いでしょう。

これは、プールに含まれる塩素の性質が関係しています。

塩素には殺菌成分があることはよく知られていますが、毛髪の主成分であるケラチンというたんぱく質をくっついてしまったり、酸化させる作用があります。

元々毛髪の構造で一番外側を覆うキューティクルに、主成分のケラチンが含まれており、毛髪のツヤやハリ、滑らかさなどを作り出し保っています。

しかしそこへ塩素が付着することでたんぱく質が破壊されて変性し、キューティクルが剥がれるため、従来の作用が失われるため毛髪が傷む原因となるのです。

また、塩素は皮膚を乾燥させる作用もあるので、プールから出ると頭皮が急激に水分を失ってかさつき、何もケアしないとフケやかゆみの原因となります。

やがて頭皮環境が悪くなることにより、発毛にも悪影響を及ぼす場合もあるのです。

更に、塩素には漂白作用があるのでプールに頻繁に入っていると、毛髪の色も脱色されてしまい従来の黒色から薄くなり、茶色っぽくなる場合があります。

毛髪を塩素から守るためにはヘアケアが大事です


プールに入る時はできるだけ塩素を毛髪に触れさせないことが大事です。

そのため、予めシャワーでしっかり毛髪を濡らしてから、メッシュタイプの上にシリコンタイプのキャップを被って毛髪をプールの水から守る工夫をしましょう。

プールから出た後は、できるだけ早くシャワーで毛髪に付着した塩素をしっかり洗い流すことが大事です。

更に、シャンプーを使えないプールも多いので応急処置として、レモン水を使うのもよい方法の一つです。

塩素が付着した毛髪はアルカリ性になっているので、レモン水を髪につけることにより塩素を除去し、元の酸性に戻す効果が期待されます。

レモン水は酸が強すぎても逆に髪を傷めるので、500mlのペットボトルの水に小さじ1杯位のレモン汁を混ぜて作っておくと便利です。

帰宅したら、すぐに泡立ててシャンプーでしっかりと優しく髪と頭皮を洗って塩素を落とし、入念にトリートメントしたら、そのまま2~3分置いて成分をなじませましょう。

シャンプーの後は髪を濡れたままにしないで、タオルでこすらないように水分をふき取り、ドライヤーでしっかり乾かしましょう。

プールの水と水道水の含有塩素の割合を比較すると、実はそんなに変わりません

プールの水は不特定多数の人が入るので、衛生的な問題から殺菌目的で塩素を使っていますが、実は普段使っている水道水も水質管理のために、塩素消毒されています。

プールの塩素濃度は国により0.4㎎/ℓ以上1.0㎎/ℓ以下と決まっています。

一方、水道水の塩素濃度は水道法により0.1㎎/ℓ以上となっているので、一見すると水道水の方が塩素濃度が低いように思われます。

しかし、地域や水の汚染状況によってはプールの水と同じくらいの塩素濃度を維持している場合もあるので、どちらが塩素濃度が高いのかは一概には言えません。

水道水の方が塩素濃度が低いという地域もあり、プールの方が異常に塩素濃度が高いとも限りません。

そう考えると、普段水道水を使ってシャンプーしているだけでも、髪には悪いのではないか?と心配になる人もいるでしょう。

髪の傷み具合が気になる場合は、浄水器やウォーターサーバーや水道水をミネラル水に変えるシャワーヘットなどを使う手段もありますが、経済的な負担が大きいのがネックとなります。

やはり、シャンプーを丁寧に行うなどヘアケアをしっかり行うことが大事だと言えます。

(まとめ)プールの水などに含まれる塩素が毛髪に及ぼす影響は?

1.プールの水などに含まれる塩素は、ぱさつきやごわつきなど毛髪を傷める原因となります

塩素には、髪の主成分を壊して、性質を変えてしまう作用があります。

そのため塩素が付着すると髪のキューティクルが剥がれ、ぱさつきやごわつきの原因となります。

頭皮もかさつき、フケやかゆみなどを引き起こし、頭皮環境を悪化させます。

2.塩素の性質が毛髪にダメージを与えています

塩素は毛髪に触れると主成分をケラチンに付着して破壊しするという性質があるため、プールに入るとキューティクルが剥がれて、髪が傷む原因となります。

更に塩素の漂白作用により、髪が脱色されるので色が薄くなってしまいます。

3.毛髪を塩素から守るためにはヘアケアが大事です

毛髪をプール水の塩素から守るためには、キャップをかぶったり、プールから出た後はしっかりシャワーで塩素を洗い流し、シャンプーとトリートメントでヘアケアすることが大事です。

4.プールの水と水道水の含有塩素の割合を比較すると、実はそんなに変わりません

プールと水道水の塩素濃度を比較すると、法律での設定はプールの方が濃いですが、実際は地域や水の汚染具合により、あまり変わらないという場合もあります。

毎日のヘアケアをしっかり行い、髪が傷まないようにすることが大事です。

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