毛髪の発育に女性ホルモンが関係しているって本当?

毛髪の発毛や発育には、女性ホルモンが大きく関係しています


人間の体の内部にある甲状腺や膵臓、生殖腺、腎臓、骨髄などからホルモンが分泌されていることは、みなさんご存知でしょう。

その中で毛に大きくかかわっているのは女性ホルモンであるエストロゲンと男性ホルモンであるアンドロゲンです。

エストロゲンは、主に髪の毛に関係が大きく、一方、アンドロゲンはひげや、胸毛など体毛に大きくかかわっています。

髪の毛が薄くても、腕や足には濃い毛が生えている男性が多くいるのは、それぞれのホルモンが作用する場所が違うからなのです。

また、人間の頭頂部にはエストロゲンの分泌が多く、側頭部にはアンドロゲンの分泌が多くなっています。

頭頂部のハゲが男性に多くみられるのに対し、女性にあまりみられないのは、もともと女性ホルモンが強くあるからです。

女性でも産後や、更年期、閉経などによりエストロゲンが減ると、髪が抜け頭頂部やつむじ周辺全体が薄くなることがあります。

女性ホルモンであるエストロゲンは、男性にとっても女性にとっても髪を保つための大切な役割を担っているのです。

加齢とともに減ってしまうエストロゲン

女性ホルモンであるエストロゲンは、生後数か月だけ分泌されたあと分泌されなくなり、7歳ころから再度分泌されはじめ、ピークとなるのは20代半ばから30代前半といわれています。

そして40代から急激に減ることで、体には様々な変化が現れてきます。

これが更年期です。

この時期は、めまい、体がほてる、のぼせる、だるさ、頭痛などの肉体的な不調だけでなく、不眠や無気力状態などの精神的な不調も起こりやすい時期といえます。

毛髪では、髪の寿命が短くなる、抜け毛が増える、薄毛になるなどの症状がみられるようになり、コシやハリがなくなるなど髪質の変化を感じる人も多くなってきます。

また、エストロゲンの減少により心身の不調からストレスを感じ、それにより薄毛を悪化させてしまうこともあるので注意が必要です。

イソフラボンがエストロゲンに似たものを増やします


女性ホルモンであるエストロゲンは加齢とともに減少してしまいます。

しかし、ここであきらめてはいけません。

大豆イソフラボンという成分がエストロゲンに似た働きをし、ホルモンバランスを改善させる可能性があるからです。

大豆イソフラボンは通常の食事で簡単に摂ることができます。

豆腐、豆乳などの大豆製品を食事に積極的に取り入れてみましょう。

1日の基準上限摂取量は75ミリグラムなので、割と簡単に摂取できます。

例えば、豆乳200グラムの中には約50ミリグラム、豆腐1丁(300グラム)には約60ミリグラムが含まれているので目安にしてみてください。

イソフラボンは、一度にたくさん摂取するのではなく、毎日定期的に食事に取り入れることが大切です。

なお、摂りすぎると逆に更年期障害のような症状が出てしまうこともあるので、適正量を守りましょう。

イソフラボンからエクオールを作る人、作れない人

イソフラボンを摂取することでエストロゲンが増えることは分かっていますが、残念ながらこれがすべての人に当てはまるわけではありません。

実は、エストロゲンの代わりになるのは、摂取したイソフラボンが腸内細菌によって変化したエクオールという成分ですが、日本人の2人に1人はエクオールを体内で作ることができないといわれています。

このエクオールを腸内で作れない人がいくらイソフラボンを取り入れても、エストロゲン様物質にはできないのです。

ですから、エクオールが作れない人は、サプリメントなどで補うなどの工夫が必要になります。

自分の体でエクオールを作ることができるかどうかは、病院や検査のキットなどで調べることができます。

変化に気づいたら、なるべく早くホルモンバランスを整え、健康な毛髪を保ちましょう。

(まとめ)毛髪の発育に女性ホルモンが関係しているって本当?

1. 毛髪の発毛や発育には、女性ホルモンが大きく関係しています

女性ホルモンのエストロゲンは主に髪の毛に関係が大きく、髪の成分でもあるコラーゲンの生成を促し、髪を太くしっかりと生やす働きをしています。

男性ホルモンのアンドロゲンは、ひげや胸毛などの毛に大きくかかわっています。

2. 加齢とともに減ってしまうエストロゲン

女性ホルモンのエストロゲンは、40代から急激に減少していきます。

髪の寿命が短くなる、抜け毛が増える、薄毛になるなどの症状がみられるようになり、コシやハリがなくなるなど髪質の変化を感じる人が多くなってきます。

3. イソフラボンがエストロゲンに似たものを増やします

大豆イソフラボンはエストロゲンに似た働きをし、ホルモンバランスを改善させる可能性があります。

一度にたくさん摂取するのではなく、毎日定期的に食事に取り入れましょう。

1日の基準上限摂取量は75ミリグラムなので、割と簡単に摂取できます。

4. イソフラボンからエクオールを作る人、作れない人

エストロゲンの代わりになるのは、摂取したイソフラボンが腸内細菌によって変化したエクオールという成分です。

体内でエクオールを作れない人はイソフラボンを取り入れても、エストロゲン様物質にはできません。

サプリメントなどで補うなどの一工夫が必要になります。

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