虫歯治療と脱毛症は関係があるの?

虫歯治療をして銀歯が入っていると脱毛症になる可能性があります


口の中に銀歯があると、金属に対してアレルギー反応を起こし、髪の毛が抜けてしまう脱毛症を引き起こしてしまうことがあります。

これは男女関係なく発症し、銀歯を入れて数日後など比較的すぐに症状が出る場合と大人になってから子供の頃に入れていた銀歯によるアレルギー反応が起こる場合があります。

歯科治療の銀歯による金属アレルギーが脱毛を引き起こすと考えられています

スギなどの花粉が多い日本ではアレルギーと聞くと花粉症のイメージが強いのですが、実は世界的に最も多いアレルギーはニッケルという金属のアレルギーです。

金属にはニッケルの他にもパラジウムやコバルト、クロム、水銀などたくさんの種類があります。

過去に「突然髪の毛が異常なほど抜けはじめ、一気になくなってしまった」という症例が、多数報告され研究機関による調査が行われました。

その結果、報告者全員に虫歯治療の銀歯にニッケルが使われており、ニッケルが強いアレルギー反応を起こすことで発毛を阻害してしまうことが発表されました。

免疫細胞が毛根を攻撃することで発毛に必要なたんぱく質を破壊してしまい、場合によっては現在ある髪の毛を急速な脱毛に導いてしまうのです。

また、この金蔵アレルギーは男女問わず発生し、一定のアレルギーの許容限界を超えると急速に髪の毛が抜けてしまいます。

ニッケル脱毛症は30~40代に最も多く、これは子供の頃の歯科治療にニッケルが非常に多く使われているためです。

治療した銀歯が多ければその分体内に蓄積されている金属イオンが多量になるため、アレルギーが発症したと考えられています。

金属イオンとケラチンの結合物の量が自分の許容量を超えると金属アレルギーを発症してしまいます


銀歯を入れると、銀歯から金属イオンが溶け出します。

イメージしにくいかもしれませんが、よく銀歯や金属の土台を入れている人は、その歯周辺の歯茎が黒ずんでいることがあります。

これは、金属イオンが歯茎に溶け出して黒くなっているためです。

溶け出した金属イオンは、血液を通じて頭皮など全身に運ばれ、毛根のケラチンと結合します。

その結合物が自分の許容限界を超えることで金属アレルギーが発症するのです。

金属アレルギーを発症してしまうと、免疫細胞のリンパ球がこの結合物を異物とみなして反応し攻撃を始めます。

リンパ球が毛根のケラチンを攻撃することで、毛母細胞ダメージを与え一気に脱毛してしまうのです。

また、髪の毛を作るために必要なたんぱく質も破壊してしまうので、発毛が止まり急速な脱毛が起こってしまいます。

金属アレルギーにも花粉症などのように程度が軽いものや重いものがあるので、金属アレルギーになると必ず一気にひどい症状が出るとは限りません。

まずは金属アレルギーか検査することが大切です

まずは皮膚科などに相談しに行きましょう

皮膚科などでパッチテストを行うことができます。

もし金属アレルギーの疑いがあっても、本当に金属アレルギーなのかわかりません。

その状態で歯医者さんへ行っても一度皮膚科でパッチテストなどを受けたほうがよいといわれるでしょう。

金属アレルギーでなかった場合は、もちろん銀歯を外しても脱毛症が改善することはありません。

まずは歯医者さんではなく皮膚科に相談に行きましょう。

金属アレルギーだった場合は原因となる金属を全て除去しましょう

金属アレルギーだった場合は、原因となる銀歯をすべて外していかなければなりません。

これは銀歯の本数が多いほど治療の期間も金額も高くなります。

金属の詰め物の場合、比較的小さければプラスチックの詰め物でいいこともありますが、基本的には銀歯からセラミックなどの素材に変えなければなりません。

セラミックは保険が利かず自費治療になるので通常より高額になります。

また表面上は白い差し歯でも内面は金属の場合や中に金属の土台が入っている場合もあるので、レントゲンを撮らないと正確な治療本数はわかりません。

もし、脱毛の原因が銀歯だった場合は、銀歯を全て除去することで改善することが期待できます。

(まとめ)虫歯治療と脱毛症は関係があるの?

1.虫歯治療をして銀歯が入っていると脱毛症になる可能性があります

過去に虫歯治療で入れた銀歯に対して金属アレルギーが起こることで脱毛症を引き起こしてしまうことがあります。

脱毛症の治療や生活習慣や食生活を改善しているのに症状が改善しないときに、口の中に銀歯があればその銀歯が原因の可能性があります。

2.歯科治療の銀歯による金属アレルギーが脱毛を引き起こすと考えられています

歯科治療で入れた銀歯の金属イオンが溶け出し、金属アレルギーを発症して脱毛を引き起こすことが研究機関の調査によりわかっています。

この金属アレルギーによる脱毛症は男女関係なく発症し、自分のアレルギーの許容量も個人差があります。

3.金属イオンとケラチンの結合物の量が自分の許容量を超えると金属アレルギーを発症してしまいます

銀歯から溶け出した金属イオンと毛根のケラチンが結合し、その量が自分の許容量を超えると金属アレルギーを発症します。

リンパ球が結合物を異物とみなして攻撃し、毛母細胞や髪の生成に必要なたんぱく質を破壊し脱毛を引き起こしてしまいます。

4.まずは金属アレルギーか検査することが大切です

まずは本当に金属アレルギーが原因で脱毛しているのかを、パッチテストで検査しましょう。

金属アレルギーだった場合は口の中にある銀歯を全て除去し、セラミックなどの非金属のものに変えることで脱毛症の改善が期待できます。

Pocket

頭髪外来の医師が監修の元で開発された頭皮ケアシャンプー
女性用スカルプDで女性の薄毛を予防改善!

関連記事

ページ上部へ戻る